闘病日記17

毎度、サブローでございます。
なんやかんや時間は経ってるもんですなぁ。
気がつけば夜になっている。良いことだ。

午前10時、起床。
ボクにしては珍しく朝を迎えた。
朝食は、食パン、サラダ、ヨーグルト。
ごっそさんしたー。

今朝から両親が慌ただしい。
老人ホームにいる婆ちゃんを
病院まで送迎するそうな。

今は、コロナで面会できない施設が多い。
婆ちゃんが入っている老人ホームも然り。
だが病院へ送迎するのは有りなのか？
なんじゃそら。まぁでも規則なんてそんなもんか。

世の中には数多くのルールがあるけれど、
物事の本質を考えず右へ倣っていることは多々ある。
それで問題が無ければそれで良いのだけれど、
変なモノは変だ、という感覚は持ち続けたい。

老人ホームへ帰る前に
婆ちゃんを乗せた車が実家に来た。
もう何年も会っていなかった婆ちゃんは
恐ろしいまでに腰が曲がって小さくなっていた。

数年前の夏。
婆ちゃんの家へ行ったとき
ボクが誰だか分からなかった。
ああ、遂に来たかとその時は思ったものだが
しかし今日は、しっかりと記憶が戻っていた。
暫くやり取りをしたあと
気ぃつけなアカンで、と言って笑った。

一人暮らしで転倒してリハビリ病院で半年。
要介護2まで快復し皆を驚かせたものの
今度は結核を患って老人ホームだ。

険しい道を行く婆ちゃんだが、
不思議と悲壮感は無い。

昭和生まれのボクが
こんなことを言うのも憚れるんですが
昔の人ってのは、なんでこう前向きなんっすかね。
自分だったら絶望してると思う。すげぇよ。



昼食は、生協のラーメン。
ごっそさんしたー。

夕刻、いつもの歩行練習。
小一時間ほど歩いた。
早く杖無しで歩けるようになりたいなぁ。
そうしたらどこまでも行けるのに。

晩食は、シチューとコロッケ。
ごっそさんしたー。

余談だが、会社の電気関係（設備）を担当している
同じく自転車好きの兄ちゃんが左腕を骨折した。
カーブを曲がり損ねたらしく、明日手術だそうな。
なんか嫌だなこの流れ。もっと良いこと、起きて。