リヴァージュママのあれこれ日記

栃木市でフランス料理店を営むママの日記。お店のメニューや日々のあれこれを徒然なるままに。コメントお気軽にどうぞ!

今日は この 8銘柄です!

2008-05-20 16:55:56 | お店紹介
パーカー氏が ワインに携わって来たなかで 2005年は 最も偉大な年だと評価しています。
 近年 偉大なワインが多く 生み出された1982年ですら 35から40銘柄しか無かったのに 2005年においては 250もの銘柄のワインが 偉大なワイン」として評価されている と言うことです。
 彼の言う偉大なワイン とは 香りの純度が高く 味わいのバランスがよく なおかつ 一緒に味わう料理の脂肪分やたんぱく質により より一層旨みが増幅するような力を 持つワインだということです。
 8種類の 赤ワインは どれも グラスに注ぎたては とても 個性を発揮します。
 次第に 空気に触れ 丸くなっていきますが  どのワインも2002年や2004年のような 強い酸を感じるタイプではなく やわらかく 果実味のある タイプです。
 今回は ぜひとも この中から お店で お客様に召し上がっていただける ワインを 探して行こうと考えています。 テイスティングも 真剣ですよ。
 まず  なめらかさと力強さを持ち 木苺や ブルーベリー さらに革の香りなども感じられる 将来楽しみな 一本 。Ch.Lanessan シャトー ラネッサン (オーメドック)に決定!パーカーズポイント 90です!
 そして 最近 私自身も気に入っている サンテミリオンの 一本 Ch.Pipeau シャトー ピポーです。
このワインは 今回 最も タンニンが 強いタイプで 躍動的な フルボディです。 メルローを 主にしているので アルコール度数も 少し高めです。 熟成によって とても 複雑に変化する予感がします。5年後 がとても楽しみな 一本で 今 アメリカで とても人気が上がっているとのことです。パーカーズポイント 90です!
 以上 2銘柄が 今回の収穫です!
 どちらも 近日中に 入荷いたします。 お楽しみに!
 パーカー氏に よると ワインの 飲み頃というのは それほどこだわらなくてもいいのではないか とのこと。
 若い時には 若さの良さがあり 熟成してからの 味わいも楽しみなもの。
 できれば その両方を楽しめたら 最高ですね!
 パーカー氏は大学生の時 恋人を追いかけて フランスに行き ました。
 食事の際に コーラをたのんだ彼に 恋人が優しく『フランスでは ワインを飲むものよ!」と 言ったとか。 その時から ワインに夢中になり 大学に戻って さっそく ワインを楽しむサークルを作ったそうです。
なんといっても 結局は お食事を楽しく味わっていただき そして ワインとのマリアージュを お楽しみいただくのが一番!!
 ぜひ リヴァージュでお試しください!!!
 


ロバート・パーカー氏の テイスティングセミナーに 行って来ました!

2008-05-20 16:10:34 | お店紹介
昨日は ワイン評価の 第一人者である ロバート パーカー氏の
「テイスティングセミナー 2005 ヴィンテージ」に 参加してまいりました。
ワインの本や 売り場で 良く目にする パーカーズポイント というのを つけているご本人です。
 ワインを50点から100点までに 点数つけして 評価し ある程度の点数以上のものは 間違いなく美味しいといわれます。もちろん 個人個人の好みと言うものがあるので いちがいには いえないかもしれませんが
 この道 30年の経験により 何万本ものワインを飲んできた かれの舌による評価は 飲むものに 多いに参考になり 実際 ワインの価格にも影響を 与えているのが 事実です!
 今回 3度目の来日ということですが 私は 初めてセミナーに参加しました。
はじめてお顔を拝見し 他の大勢の方の後ろの方で待機、 集団が途切れた所で つたない英語で話しかけ  アップで写真を撮らせていただきました。 しかも ずうずうしくも 握手までしていただきました。
 パーカー氏はとても気さくな方で 握手した手は とても肉厚でした!
 ただの ミーハーで終わらないように しっかり セミナーを受けなければ と思った次第です!!


ダーウィン展に 行って来ました!

2008-05-19 09:00:11 | お店紹介
先日 ゴールデンウィークの 最終日に 上野の 国立科学博物館に ダーウィン展を 見にいってまいりました。
イギリス人のチャールズ・ロバート・ダーウィンは医者の父と あの食器で有名な ウエッジウッドの創始者の娘である母親の下に生まれました。
幼少より 昆虫を集めるのが好きで 大学では 地質学を学ぶなどしていたそうです。
1831年22歳の時に 伯父の協力を得て ビーグル号というわずか 全長28メートルの帆船で世界航海に出かけました。 ブラジルや アルゼンチン そして 他では見られない貴重な生物の宝庫である ガラパゴス諸島でいろいろな生物を見ました。 同じ ぞうがめのようでも 柔らかな土の多い島では 地面から生える草を食べることができますが 岩が多く乾燥した島では 首を思いっきり伸ばし 木の葉をたべなければなりません。 先の島では ゾウガメの甲羅の形は ドームの様に 丸くなっており あとの島では 甲羅は 乗馬の時に使う 鞍のように 亀の首の後ろの部分が持ち上がっていて 首が上に伸ばしやすくなっています。
 また 別の島では 岩ばかりで 食料がわずかなサボテンしか無い所に 生息している 陸イグアナや 海藻しか 食べない 海イグアナが 生息しています。又 同じ様な 鳥でも 島によって 微妙に口ばしの形が 変わっていることに気がつきました。
ダーウィンは これらから 生物に関する 一つの考え方をまとめました。 甲羅の形が違う亀や 陸イグアナと 海イグアナも 元々は 同じ種類の生き物で それが 自然選択により 長い年月をかけて 枝分かれする様に 姿を変えてきたのではないかと言う考え方です。
5年に及ぶ ビーグル号での航海の後 進化についての考えを論文にまとめます。しかし、ダーウィンは なかなか 発表しませんでした。 それは なぜかというと 当時の ヨーロッパでは キリスト教的な 考え方が支配していたからです。 生き物は 全て 神が 今ある形で この世の中に送り出された と言う考え方です。
 何年も 発表を ためらっていたダーウィンですが 試論を 書いて15年後に 若い学者が 全く同じ説を発表してしまいました。 これを知った  友人が 強くすすめて やっと ダーウィンの『進化論」が公にされたのです。進化と言う 同じ考え方を持つ学者が現れたことにより より確信をもって 進化論を唱えました。すでに50歳になっていました。
 当然ながら ダーウィンの 考え方は 神を否定するものとして 教会の反発をかってしまいました。
 しかし 後には正当な理論として認められたそうです。
そして 73歳で亡くなった後には 偉大な自然科学者として 遺体はウエストミンスター大聖堂に埋葬されたそうです。



久しぶりの 実家です!

2008-05-13 00:29:28 | お店紹介
昨日は 母の日で たくさんの お客様に ご来店いただきまして 誠に ありがとうございました!
毎年 母の日当日は お店で お客様に ご満足いただくため 走り回っています。
それなので 実際に 自分の 親には 次の 月曜に 会いに行っています。 子供が 学校から 帰って来るまでの ほんの 少しの間ですが ほっとする 一時を 過ごして参りました!
日光は さすがに 寒くて 今が つつじのみごろです! 途中 大谷川沿いでは 枝垂れ桜に まだ 花びらが 残っていました!
写真は 実家の 庭に咲く ライラックです! 明日から しばらく リヴァージュの 店内を 飾って くれます! とても 柔らかな 優しい 香りです!
リラックスしに いらしてください!