Rockzy 倶楽部 Ⅱ

♬~私の喜怒哀楽の想い出は音楽と共に~♬

<ブログ更新~ケンタの独り言>2CELLOS、超絶なサウンドは見せる聴かせる最高のパフォーマンス!

2015-06-26 17:01:12 | 2015 ライブコンサート

2CELLOSの日本ツアー2015「2CELLOS ON THE ROAD」2015年6月25日(木) ニトリ文化ホール18:30 open/19:00 start~2本のチェロでロックする。「イケメン超絶パフォーマンス」ルカ・スーリッチとステファン・ハウザー世界が驚愕、激しくほとばしる超絶技巧!新作「チェロヴァース」を携え来日!正直行くまでどのようなライブに、なるのか不安もありましたが、終わってみれば来てよかったと(^_^;) これほどまでジャンル度外視のサウンドは想像以上で大満足!

ニトリホールのような小さなキャパの方がグルーブ感を実感・体験でき、光とスクリーン、サウンドも適しているかも。開場30分前は、ぱらぱらでしたが開演6時前には長蛇の列で、席が次々と埋まっていき、10分程遅れでスタートです♫

  

10分程の遅れでステージにはまずルカが一人で登場ルカの奥行きあるチェロの音色がホールに満ちるタンゴの巨人ピアソラの名曲「オブリビオン」でスタート。曲の途中からステファンが登場し、彼らの登場を待ちかねた観客をリラックスさせるかのように、アコースティックな曲を続ける2人。こうしてジリジリと観客を引きつけながら、「ヒューマン・ネイチャー」「スムーズ・クリミナル」と(マイケル・ジャクソン)観客も自然と手拍子を取り出し、会場のボルテージは一気に上がっていく。すっかりインストであることを忘れてしまうような表現力の豊かさと盛り上がりは、じりじりとヒートアップ!

  

ステファンのステージ転がり演奏手法?にも・・手から火花がちりそうな高速スピード演奏に会場につめかけた超満員の観客全員が息をのむ中サンダーストラック(AC/DC)ドラマー:ドゥーシャン・クランツ(クロアチアではヒップホップやメタルバンドでも活動しており、ジャンルを問わず多様なスタイルに対応できる希有な才能の持ち主。昨年から、2CELLOSのライヴに必ず登場し、ステージのもりあげに大いに貢献しているドゥーシャン)登場し、スタンディーング状態で、まるでロックライブのような音楽に没入した2人の演奏に、クラシックだ、ロックだといったジャンル分けは虚しい。チェロという、同じ楽器を追求してきた2人。その演奏は、1つのメロディーをシームレスにつなぐ柔らかなコラボ精神と同時に、お互いがお互いを凌駕しようとする凄まじいエネルギーのぶつかり合いそのもの。「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」で2人の激しい応酬が繰り広げられた後AC/DCから「サティスファクション」までバリバリと弾きまくり、会場の興奮は最高潮に盛り上がって絶好調の中、いったん終わり・・

  

アンコールでは「トゥルーパー」でスタート!この曲、クラシックの有名曲「ウィリアム・テル序曲」(ロッシーニ)と、アイアン・メイデンのヒットナンバー「トゥルーパー」2曲のマッシュアップになっていて、2CELLOSでしか演奏できない高度なテクニックが求められるオリジナル・アレンジは、素晴らしいとしか、いいようがない♬(^O^)/ その後もAC/DCの曲など演奏して終了とおもいきや・・

  

更にもう一曲演奏というこで、奏でられた楽曲は「G線上のアリア」と、クラシックで締めくくるあたり、流石です。オーディエンスを盛り上げ、またつかの間の最後にチェロ2本による、癒しのサウンドは気持ち良かったです!(ステージの前方の席から何かくすくすと笑い声が?・・)

  

大満足で会場をでると、グッズ売り場は階段の上まで長蛇の列!今夜の演奏・ステージパフォーマンスなど約90分十分堪能でき、帰り道につくのかな?本当に今日は来て、新しい音楽というのを目のあたりにして、音楽というのは、ジャンルで規格をなどの枠はナンセンスかと(^_^;)

もう一度機会があれば、見に行きたいです♫(^○^)

  

☆【インタビュー】2CELLOS、2015年の抱負から抜粋――ヘヴィ・メタル・ファンとクラシック・ファンは性格が似ているという研究結果もありますが。

ステファン:そうだよ。クラシック・ファンはクラシックに、ヘヴィ・メタル・ファンはヘヴィ・メタルに取りつかれてる。そういうとこ、似てるよ。どちらもオタクだ。

ルカ:どちらも、そのジャンルのオタクだ。

ステファン:メタル・ファンにはオタクが多い(笑)。

ルカ:クラシック・ファンとメタル・ファンの似ているとこは…、もし君がメタルのアンダーグラウンド・シーンにいて誰も君のことを知らないと、ヒーローになれる。みんな、君が大好きだ。でも、成功してメジャーになると…、ほら、メタリカみたいに、みんなから嫌われる。クラシックの世界も同じだ。誰にも知られてない時は、“素晴らしい、レジェンドだ”って言われるけど、成功した途端、クソだって言われる。この点、2つのファンは似てる。

☆こちらのセットリストは札幌ではありませんが、ほぼ同じかと(Sonymusicさんより)

<6月23日(火)Bunkamuraオーチャードホール公演>

( )内はオリジナル・パフォーマンス・アーティスト/作曲家
1.オブリビオン(ピアソラ)
2.ガブリエルのオーボエ(モリコーネ)
3.約束の地(U2)
4.美しき生命(コールドプレイ)
5.ブック・オブ・ラヴ(マグネティック・フィールズ)
6.レジスタンス(ミューズ)
7.ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー(U2)
8.ヒューマン・ネイチャー(マイケル・ジャクソン)
9.スムーズ・クリミナル(マイケル・ジャクソン)
10.ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル(ガンズ・アンド・ローゼズ)
11.サンダーストラック(AC/DC)※曲中でドラマー:ドゥーシャン・クランツ登場、20曲目まで
12.ヴードゥー・ピープル(ザ・プロディジー)
13.モンバサ(映画「インセプション」より)(ハンス・ジマー)
14.ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス(マイケル・ジャクソン)
15.スメルズ・ライク・ティーン・スピリット(ニルヴァーナ)
16.狂った夜(AC/DC)
17.地獄のハイウェイ(AC/DC)
18.サティスファクション(ローリング・ストーンズ)
アンコール
19.トゥルーパー(アイアン・メイデン)
20.バック・イン・ブラック(AC/DC)
21.アリア(バッハ)

 ☆グッズ少しばかり~2CELLOSの新アルバム『Celloverse』は、楽しみな一枚になりそう♬

     

☆最後にこの一曲♫☆

HD - The Trooper (Iron Maiden) - 2Cellos - Udine 2014

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする