プロジェクトでは頻繁に仕様書を作る。要件を定義して、仕様書を作成して、関係者と認識の合致を図る。大きさ、厚み、重さ、機能要件、非機能要件など。
どうしても仕様書が必要なケースは除いて、できるなら絵コンテでもペーパープロトタイプでも見せていく方がわかりやすい。実際のイメージ、実際の大きさ、重さがわかれば理解がぐっと深まる。そして的確なフィードバックが獲得できる。
「こんなの作ります」よりも、「作ってみたのでみてください」アプローチである。
人間の想像力には限界がある。見えないモノはわからないのである。
開発の手戻りやムダを省くためには、始めにプロトタイプを展開していく方が得策だ。ビジュアルで見れたり、手にとって触れるものがいい。
わかりやすいことはいいことだ。人間は買う前に、サンプリングしたいのだ。文字なんか読みたくないのである。