便利な世の中になりました。
アマゾンで注文すると翌日には配達されます。
昔は注文してから到着まで1~2週間かかるのが当たり前でした。
すぐに商品が届くのはありがたいことですが、喜んでばかりもいられません。
プロジェクトの成果物でも同じスピード感が求められます。
要件を出してもらい、仕様を決めて、「1年後にお届けします」と伝えて喜んでくれるクライアントはどんどん減っています。モノにもよりますが、注文してから納品まで12ヶ月かかるのはかなり違和感があります。。
アマゾンのケースでは、発注したことも忘れてしまうのではないでしょうか?引っ越しているかもしれません。日本にいないかもしれません。
ジェフ・ベゾス氏が扱う商品で、納品が365日後のものは皆無でしょう。
世の中は昔ほど辛抱強くありません。フルピースでなくとも、パーツでも速やかに納めていく。
「速い」ということは、それだけでいいことです。
速くて、ソリューションもよければ、とても喜ばれます。速くて、もしソリューションがイマイチなら、修正できます。時間があれば、やり直しが利きます。
長くかかって、ソリューションが間違っていれば、タイムオーバーです。でも、速ければ、リカバリーできます。また再提案すればいいのです。だから、「速い」ことは、それだけで優れたアプローチなのです。
どんなサービスでも、スピードが不可欠です。