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アメリカのトランプ大統領が、FBI長官を罷免したことを受け、日米の世論が沸騰しています。
罷免されたFBI長官は、トランプ大統領がロシアのプーチン大統領に、国家機密を漏洩した疑惑を捜査していたようで、もしそういう理由で罷免されたのなら、FBI長官の立場であれば、捜査が発覚された時点で、罷免されてしかるべしだと思うのですが。
アメリカのトランプ大統領就任時には、ロシア・プーチン大統領と1時間も電話による首脳会談をしておりますので、「そういう疑念を抱かれても仕方がない。」と言えなくもないです。
トランプ氏とプーチン氏の話す言葉は、英語とロシア語と言葉が違うので、両者のコミュニケーションが難しいことを割り引いても、大の大人が1時間も話すのですから、絶対に、ただ就任の挨拶だけで終わるはずもありません。
当然、今後の世界に対する、何らかの意見交換をしたはずで、その内容は、おそらく公になることはないでしょう。
それこそ、”国家機密”そのものですから。
しかし、CNNを含めアメリカのマスコミも、アホ―になったものです。
まぁそれを真に受ける、日本のマスメディアもですが。
皆さん、考えてもみてください。
トランプ大統領は、近代で初めて、ロシアと親密な関係を築こうとしているアメリカ大統領です。
さあ、アメリカとロシアが、緊密になって、最も損をするのは誰でしょうか?
アメリカのCNNは、一度、中国の『孫子の兵法』を学んでいただきたいものです。
そうこれは、離間の計(りかんのけい)です。
敵対関係にある同盟国同士を仲たがいさせたり、敵国が結びつこうとする相手とを、情報戦によって切り離そうとする計らいごとです。
もしも、これまでの歴史的経緯の中で、なにかと覇を競ってきたアメリカとロシアが協調するようなことがあれば、これは国際的な薩長同盟のような、大きな歴史的な転換点となりましょう。
そうアメリカとロシアが協調関係になって、最も損をするのは中華人民共和国と北朝鮮なんです。
いくら俺様中国とて、アメリカとロシア両国を相手にするようなことはできません。
現に、トランプ&プーチン両首脳の微妙な言論戦により、中国政府は北朝鮮政府の暴走に対して、これまでのような煮え切らない態度が取れなくなっていますよね。
民主主義国というのは、国民一人一人の判断が政治的権威の基盤ですので、判断の基軸となる情報はとても重要ですが、ここは同時に、民主主義国の弱点でもあります。
情報発信限であるマスコミが、偏向報道をしたり、恣意的に世論を誘導しようとすれば、判断基準そのものが危うくなるからです。
様々な意見の発信ができるはずの民主主義国において、通り一辺倒のマスメディア報道がなされるときは、どこかの情報統制になれた組織が暗躍していると考えた方がよろしいかと思いますね。
私はアメリカのCNNって、Cable News Network(ケーブルニュースネットワーク)ではなく、China News Network(チャイナニュースネットワーク)になっていると思いますよ。
はっきり言って。
まぁ、大統領選期間中のトランプバッシングでも、マスメディアを信じ切らなかったアメリカ国民ですので、私はアメリカの良心を信じたいと思うし、たぶん大丈夫だろうとは思いますが、アメリカ&ロシア協調で、最も得をするのは日本ですから、安倍首相には是非にもアメリカに飛んで行っていただいて、マスコミの前で日米首脳ががっちり握手するなどの、援護的な動きをして頂きたいと願いますね。
同盟国として、そういうパフォーマンスは大事だし、それは安倍さんの最も得意とする分野ではないかと。
でも安倍さん、マスコミの論調に、とても弱いところがあるので、そういうのを期待するだけ損か。
幸福実現党の釈量子党首が首相なら、すぐさま駆けつけて、「日本が米露の扇の要です!」と全世界にアピールするんでしょうけど。
「私たち日米露の国々のリーダーは、神さまを信じています。神様が創った世界を、神様の願いに近づける努力をします。」「神も仏も信じない国に、好き勝手させるわけにはいきません!」
と、釈量子党首なら、きっと言うでしょうなぁ。
そしてその心は、トランプさんもプーチンさんも、フィリピンのドゥテルテ大統領も、台湾の蔡英文総統も同じでありましょう。
世界の中の日本です。
世界は、「信仰心を持っている」が標準です。
左翼の人の中には、世界というのは『中朝韓』という前提の方がいますので、その隠れた常識には、十分に注意しなければいけません。
本日は、政治経典の原点、『幸福実現党宣言』より、外交の鉄則についての抜粋部分をご紹介いたします。
(ばく)
【国際情勢編】大川隆法総裁の提言 ―未来を拓く言葉―
マスコミのヒステリーに騙されるな!〈トランプ・チャンネル#21 幸福実現党〉
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=113
『戦争論』を書いたクラウゼヴィッツも言っているように、戦争とは、外交の延長上にあるものであり、外交に失敗したときに戦争は始まるわけです。その意味において、外交は非常に大事であると思います。
では、外交はどうしたらよいかといえば、基本的に、「できるだけ、敵を減らして、味方を増やすように努力する」ということです。敵を減らして味方を増やすのが、外交の基本的な方針です。
「どのようにして敵をなくしていくか。どのようにして味方を増やしていくか」ということを、常に考えていくことが大事ですし、万一のときに助けてくれる友人を数多くつくることが、外交の基本であると思うのです。
例えば、オーストラリアでは、最近、政権交代が起きて、日本やアメリカと非常に緊密だった政権から、中国のほうにとても親近感を覚える政権へと移行しました。(発刊当時)
もし、ここで、中国が海軍を増強して、中東からのエネルギーの輸送ルートに大きな軍事的脅威が加わり、補給線の部分が危険にさらされるような事態が起きたときに、中国とオーストラリアが軍事的にも非常に密接なかかわりを持っていた場合には、日本は、もはやエネルギー補給の道がほとんど封鎖されてしまう可能性が高いのです。
そうなると、台湾沖を日本の船が通過することもできなければ、南下してオーストラリア方面から迂回することもできなくなります。
昔、日本が戦争に追い込まれたときには、アメリカ、イギリス、中華民国、オランダによる「ABCD包囲網」というものがありましたが、そのようなかたちで再び補給路を断たれるようなことがあってはならないと思います。
そのため、将来の日本の経済が繁栄できるように、あらゆるかたちで外交ルートを開拓し、付き合いのできる国を増やしておくことが大事です。
したがって、アメリカともロシアともオーストラリアとも友好関係を結ばなければいけません。また、インドをはじめ、アジアの国々とも友好関係を結ぶ必要があります。
その他、日本とは敵対関係のない、イスラム教国との友好関係も重要です。
アメリカは、ブッシュ前大統領のときにかなり攻撃をしかけたので、イスラム教国にはアメリカに対する悪感情があるかもしれません。
しかし、日本に対しては特に敵対感情はありませんし、彼らは非常に親近感を持っているので、こういう国々とも、ある意味で友達として付き合えるように、上手に関係をつくっていったほうがよいでしょう。
なるべく、「敵を減らし、味方を増やす」ことです。
そして、天然資源の少ない日本が将来も生き延びていくために、補給路の確保、あるいは貿易路の確保ということを常に考える人が、外交には必要だと思います。
経典『幸福実現党宣言』(幸福の科学出版)P204~207