脳外記録媒体

Time is linear

Gimme Shelter

2009-07-24 00:21:54 | 日記・エッセイ・コラム

わたしは、昔から“祭り”と名のつくものが嫌いだ。

幼いころに何かあったのかもしれないが、

トラウマの原因となるものは思い出せない。

生きている限りは、なにかしらの“祭り”に参加しなければ

ならなくなるが、その時間はわたしにとってある種の“地獄”

である。

参加しなければならないことが判明すると、それまでの間も

かなり鬱々とした状態になる。「ああ、また仮面をかぶらなければ

ならない・・・」

“地獄”にいる状態で、楽しく笑っていなければならない苦痛・・・。

ただジッと、時間が過ぎ去るのを待つばかりだ。

自己分析などしてみるが、どうにも原因が分らない。

大勢で酒を飲んで騒ぐのも苦手なので、たとえば結婚式などに

よばれるのも大変なストレスになる。

世界中何処に住んだって祭の無い共同体は無いだろうから、

自分が変わらない限り、この苦痛から逃れることはできない

ことは分かっているのだが。

どうも歳を重ねるごとに苦痛の度合が増していっているようだ。

人と人との繋がりの薄い大都会の片隅でひっそり暮らすのが、

性にあっているような気がするのだが、それは田舎に住む者の

戯言だろうか?

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凡人に光を!

2009-07-20 01:35:25 | The Rolling Stones
ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト コレクターズBOX (完全限定生産) [DVD] ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト コレクターズBOX (完全限定生産) [DVD]
価格:¥ 9,240(税込)
発売日:2009-07-03

ヒルズの映画館で見たんだけど、ボーナストラックの

アンダーカバー・オブ・ザ・ナイトが見たくてDVDも購入。

ここへきて、あの曲をこんなアレンジで演奏できるなんて、

鳥肌ものです。

はっきりいって、前作のビガーバンのツアーのDVDには

少し落胆したのですが、これはお勧めです。

男はどうやったらミックみたいに歳をとれるのでしょう?

あのエネルギーの百万分の一でいいから欲しい・・・。

それだけあれば、おいらみたいなちっぽけな凡人でも

もう少しましな人生を送れるような気がする。

くだらない男の人生を、少しだけ楽しくしてくれるのは

いつだってStonesなのだ。

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こんなに辛い別れの時が・・・

2009-07-10 00:31:57 | 音楽
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好きなミュージシャンが、ある日突然天に召されたことを知るのは
大きな衝撃であり、悲劇ですよね。
おいらにとって、マイケル・ヘッジスと村下孝蔵が亡くなったときは、
ホントに身体の力が抜けました。
孝蔵さんの曲は、なんというかやはり、日本語が母国語であること
の自信と喜びを感じることが出来るのです。洋楽は好きだけど、
いざ自分が歌うとなると「ほんとにこれでいいのか?」という
不安がつきまとうわけですが、孝蔵さんの曲は気持ちよく、てらい無く
歌えるわけです。
とくにこの、「少女」とか「松山行きフェリー」は、車中で流れると
つい一緒に大口を開けて歌ってしまい、傍から見れば非常に
気持ちの悪い状況になるわけですが、どうにもしょうがない。
実は、ギター・スコアも3種類も持っていて、単純なコード弾き
しか出来ませんが、時々弾き語ってしまうのです。
ようつべのおかげで、かなり貴重な演奏場面を見ることが出来る
ようになりましたが、本当にすばらしいミュージシャンだったなと
思います。ギター、大好きだったんだろうなぁ。
ストーンズも一生聴くでしょうが、たぶん村下孝蔵もそうでしょう。
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師匠!!

2009-07-09 00:39:20 | The Rolling Stones
Talk Is Cheap Talk Is Cheap
価格:¥ 1,224(税込)
発売日:2007-08-24

1曲目 Big Enough の頭のギターの音に、

つまりはヤラレタわけです。

田舎の高校生は、あんな音聴いた事が無かったわけだ。

その後、How I  wish の切なさを理解できるようになったり、

Make No Mistake のコピーに明け暮れたり、

ともかく何度も繰り返し聴いたわけです。

「師匠の最初の一撃」。

表面的なウマイヘタでは語れない、ある種の魔法(呪い?)が

あるわけです。

あぁ、かっこよすぎる・・・。

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奥深し

2009-07-08 00:10:18 | 音楽
ブルース・アフター・アワーズ(紙ジャケット仕様) ブルース・アフター・アワーズ(紙ジャケット仕様)
価格:¥ 2,415(税込)
発売日:2006-03-17

あたりまえだが、単純に見えるものほど奥深かったりするわけで。

エルモアさんのスライドも、ワンパターンと言われればそれまで

ですが、ナメてかかるととんでもない。全然同じようには弾けません。

いや、弾けた気になっちゃうのですが、そこが曲者。

オイラみたいな凡人は、そこで満足しちゃう。

何かを極めて、その上人々に受け入れられるのは

大変なことですなぁ。

Elmore Jamesを初めて聞くなら、ジャケットが素敵な

上の一枚から是非どうぞ。

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