指弾き難し

	Live in Japan
	クリエーター情報なし
	Alligator Records

こんな音であんなフレーズをテレキャスで鳴らせたら幸せだろうなぁ。


オープンチューニングにする必然性は？だが、やっぱり自分のギターをＥｍチューニングにしてみると

レギュラーチューニングでは師匠の感じにならない、というのはなんとなくわかる。(師匠はＦｍらしいが）。



Youtubeでもコピーしている人はたいがいレギュラーのままみたいだ。上手いなーと思うけど。

やはり何か違う。せめてカポは付けたいよね。それだけで、音の根本が全然異なってしまう。


なんにせよ、謎が多いほうが魅力が増す、ということだ。

すべてがむなしい

	ストーンズ - ライヴ・アット・ザ・トーキョー・ドーム 1990【通常盤SD Blu-ray+BONUS DVD/日本語字幕付】
	クリエーター情報なし
	ワードレコーズ

この映像は、なんだかんだで自分の音楽活動の原点に近い位置にあって、

アーカイブ商法には付き合わないつもりだったがつい入手してしまった。


昔ＴＶ放送を録画してＶＨＳテープを画像が劣化するまで見て、ひたすらキースのギターに憧れた。

都会に出て、バンドらしきものをやったりしたが、その時はロニーの立ち位置だったので

ロニーのプレイも研究した。


でも、なにも分かってなかった。無知の無謀さに羞恥しか湧いてこない。


一気に20代に引き戻された。今とは比べ物にならないキレのある動きのキース。

ミュージックマンの白のシルエットに心拍数があがる。当時、貧乏学生には

高嶺の花だった。


あれから何本もギターを手に入れたが、なぜかフェンダーのテレキャスターを

所有したことが無い。ＥＳＰとグレコはあるのに・・・。なぜだ？

５弦オープンＧにする一本が今、手元にない。何故だろう？


今、人前で演奏するレベルになるまで練習する気力が全く湧かないが、

視聴後に襲ってきたこの強烈な虚しさと後悔を埋めるために

ついつい新しいギターを買ってしまいそうな自分が怖い(苦笑）。


２０年がアッというまに流れてゆく。スタートの合図を聞きのがしたまま・・・。

The Ventures On Stage '71

	ベンチャーズ・オン・ステージ 71(紙ジャケット仕様)
	ベンチャーズ
	ユニバーサル ミュージック

ジェリー・マギーとドン・ウィルソンがギブソンを持ち、ボブ・ボーグルがバイオリンベースをもっている。

この時期のベンチャーズにはまっている。紙ジャケのデザインも素晴らしい。


司会者がいて進行している。昭和の香り満載(笑)。宇月陽介という人らしい。佐々木雄三というひとの解説文がついている

が、その人には一切触れてない(苦笑)。何故だ？


渚ゆう子という歌手が2曲歌っている。宇月さんが「ベンチャーズがものすごく楽しそうにバックで演奏している」

と話してくれる。ＣＤだから、そんな実況があると映像が浮かんで楽しいかも。最初は「司会の話なんかカット

しとけばよいのに」とか思ったのだが(笑)。


ところでこの時代のコンサートでは、感動すると指笛をピーピー鳴らすのが定番だったのだろうか？

いまどきの「ライブ盤」ではあまり聞かないよねぇ。ちょっとその「ピーピー」が耳障り。が、それも

「昭和」かと諦める。


ちょっと楽しい気分になれる作品だった。ジェリーのギターは好いなぁ。

いやだいやだ・・・

参加したくないけどせざろう得ないことを考えて憂鬱になっていると、

姿勢もどんどん悪くなり血行も悪くなり頭痛にめまい吐き気、でさらに憂鬱の悪循環。


そこにまた、追い打ちのように悪いニュース。報せ。悪い報せの電話。


それでも仕事は普通にこなし、嫁の愚痴を聞き、来客には笑顔。


なんだか集団で楽しそうな方々をしり目にダルい身体をなんとか動かし、

焦ってもなるようにしかならない、と少しの開き直りで心拍数を抑え・・・。


マイナスの後にはプラスが来るんだろうか。来ると思っていないとやってられない。

プラスの後のマイナスを乗り越えられるだろうか。できると思っていないと生きていられない。





寝不足は良くない。

悔しいけれどベテランの底力を見せつけられたのです。

	飛翔(Deluxe DVD Version)(初回生産限定盤)(DVD付)
	クリエーター情報なし
	SMJ

ＣＤのみの輸入盤を購入したんですがね、豪華盤にすべきだったかな。


ともかく、ファンがどういうギターのトーンと楽曲を求めているか、

ほんとによく理解している。いやらしいくらいだ。自分のキャラクターを守りつつ、

ジャズっぽい曲を歌ったり、余裕です。ベテランの余裕です。


チョーキング一発でギルモアです。速弾きなんかとは別次元のテクニックです。

一音一音に説得力。


ピンクフロイドのラストアルバムはそんなに聴きこんでいないが、

というかこんなソロアルバムが出てしまったら、あのラストアルバムがかすんでしまうんじゃ・・・。

ロジャーウォータースも「死滅遊戯」の再発なんかしてる場合じゃないんじゃ・・・。


もう少し聴きこんでから落ち着いてもう一度レビューするか・・・。


その人自身がその音楽そのもの。キースも、チャボも・・・。

引き継ぐことができない特異な個性。


ロックに未来はあるのか？