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クソッタレの国の絶望。
ロックンロールは死なない。という祈り。
クソッタレの国の絶望。
ロックンロールは死なない。という祈り。
このやるせなさ、の原因はなんだろう。
現在40代の自分の世代なら、あのBで始まるバンドは10代のころ全盛期で、
かなり好きだった人も多いだろう。実際私もよく聴いていたし。
でも、ストーンズやクラプトンからブルースに
たどり着いたり、日本のミュージシャンがインタビューで「影響をうけた」と
語っていた洋楽をたどって行ったり、
そうやっていろいろ枝分かれして音楽を聴いてきたはずだ。
そんな過程で、あのノッポの日本人ミュージシャンは自分の中では「嫌い」
な方にカテゴライズされていき、逆にストーンズは、以前も書いたが
LOVE YOU LIVEのホンキートンクウィメンを聴いて以来、ずっと
アイドル変わらずアイドルだった。最高のブルースロックだと思っていた。
その二つがクロスするなんて、思いもよらなかった、という感覚は
・・・・いや、はっきり言えば吐き気がするほどの嫌悪と違和感は、
自分も古臭い頭のジジイになったということなのだろうか。
これはカッコいいな、とか、嘘くさいな、とか自分で判断して選別する
根拠となる感性を否定された気分にまでなっている。
でも、なんか昔から、ストーンズって日本とかアジア地域に対して
ズレたことを平気でやる傾向があると思う。
パソコン通信時代に、ストーンズの何かのアルバムの日本版ボーナス
トラックが「悲しみのアンジー」のライブ版で、ファンがみんな
「アンジー入れとけば日本人ヨロコブって、なめてるよな! がっかりだ」
といってスレが盛り上がったのを思い出した。
今回もまさか、「あいつなら、日本人ミンナ大喜びダロ!」ということなんだろうか?
ま、やっちまったんだから、彼の勝ちなんだろう。ミュージシャンとして。
おいらは、彼の音楽にはこの先も、一銭も払う気はないけど。