Live at Montreux 1992 [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
Eagle Vision |
自分の「ブルース」を演奏するのに4フレット以下はいらない!!
という感じでしょうか(笑)。
映像で、5フレットあたりより上は指板が削れてるのに4フレットあたりから下は全然綺麗なのが確認できます。
でも、師匠のギターはカポを取り付けたところより上のせまっ苦しい空間に宇宙が広がっているかのような
表現力です。ネックを全部使ったからといって、素晴らしい音楽が生まれるとは限りますまい。
右手指先のタッチとVOL・TONEをマメにコントロールすることによってあの魂に突き刺さる音が生まれているのでしょう。
師匠の演奏を「ワンパターン」とか「歌がいまいち」とかいうやつは私が許しません。 ウソです(笑)。
でも、ギター弾ける人なら、同じチューニングでカポ付けてこのDVDに合わせて弾いてみてください。
・・・なんだか訳が分からないのです。あの ノリ と 間 は真似できないし、さっさと自分のギターを
レギュラーチューニングに戻したくなります。で、無性にテレキャスが欲しくなります(笑)。
それに、師匠の歌唱も私は好きですよ。ようは「自分の」ブルースを演奏して、お客さんに楽しんでもらえれば
OKでしょ。みんながソウル・シンガーみたいに歌わなきゃいけないわけじゃない。だいたい、R&Bの歌手なんて
似たような声質・歌唱法が多くてつまらない。上手いのかもしれないけど。
ほんとに最近、アルバート・コリンズを聴く事が9割って感じなのです。
そして、御茶ノ水の楽器店街が私を手招きしているのです(笑)。
ああ、テレキャスとのすてきな出会いが今の自分に一番必要な事なのです・・・・。