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短編:想いのメモリ<9>:目覚めたらふと浮かんだもの

2020-01-15 11:04:40 | 短編小説:想いのメモリシリーズ


目が覚めたらふと浮かんだ夢物語

カーテンが明るく輝き、カーテンを開けると朝日が昇り目が覚めたら、ふと頭に浮かんだものがあった。

なんで?小学校に入ると行動範囲が広がったのだろう。
山や川で遊ぶばかりだけでなく、車で約40分かかる海へ、仲間たちと自転車こいで2時間かけて行った。
この頃の、ボク達の体力は限界はなく最高だったのかもしれない。
いつも一緒に遊んでいた仲間たちがいて、いたずらっ子ばっかりだった。

河川敷では段ポールで滑っていて衣類は泥まみれになる。
迷子になったりしてると知っている大人の人に叱られながらも、ただ笑いながらで自覚がなかった。
でも笑顔を見せると、大人の人も笑ってくれたような気がする。
そして、付いて来い大馬鹿目といって、大人の人に付き添われて、それぞれの家に帰っていく。

それから仲間同士で海へ行こうかと、話し合ってる。
海なんかに行く理由なかったと思う。
ただ海に行きたいなって思っただけで・・・それだけだった。
お巡りさんにも捜索もされてたみたいで。ハハハと笑みを浮かべるだけだった。
何時間掛かったんだろうか。
海へいって泳いだり、海の中でおしっこしたりして、浜辺で砂に埋められたりして、とても楽しかった。

疲れ果てたボクと一緒にいる仲間たちは、泣きながらでもついてくる。
なんで?泣いていた仲間も笑う。
ボクも泣きそうになったメモリがある。
そこは我慢。ただただ我慢するだけ。
海へ行くんだって思いながら。

ボクや仲間たちは、家に帰るとあきれられていたみたい。
叱られることより、ため息つかれただけのメモリー。
叱られたのかな?叱られたメモリーは全くないし、ボクや仲間たちは笑顔を見せるだけだった。

このメモリは夢の物語です。
夢って途中で終わって、また新しい夢や夢のつづきを観るんだよね。
夢って何が何だか良く分かりません


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