政府軍とイスラム国家や他の過激集団の戦闘が激しくなるにつれ、シリアの首都ダマスカス近郊で市民の死傷者が増えている。
イスラム国家は、別の武装集団が支配していたダマスカス近郊のパレスチナ難民キャンプの90%を支配下におさめた。
アサド大統領のシリア政府軍は週末ヘリコプターやジェット戦闘機を駆使して強力な樽爆弾を使ってキャンプを猛攻した。
キャンプにはパレスチナ難民が3,500人の子供を含む15,000人いる。キャンプの医療施設では空爆による多くの負傷者を治療しなければならないのに、犠牲者の数を推測することさえ困難だ。
又、キャンプに残されている難民は深刻な食糧不足に陥っている。イスラム国家がキャンプ地に攻撃を始めて以来、水や食料や薬が届かなくなっている。
政府軍の空爆によりイスラム国家の戦闘員はキャンプ地から撤退を余儀なくされている者もいる。しかし、アルカイダ系のヌスラ前線はまだキャンプ地に留まっている。
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アサド大統領が反政府軍にイスラム過激派が入り込んでいると世界に警告を発していたのは大分前の事でした。確か、イスラム国家の存在が明らかになる前でした。4年目に入るシリア内戦は放っておくと泥沼化が目に余る状態になるでしょう。
世界がシリア反政府軍を支持することの正当生が問われる時ではないでしょうか。
アサド政権を倒す方法は暴力行使をする反政府軍を支持するよりも対話や制裁など他にもあるのではないかと思いますが・・・
パリは3日間だけで、デュッセルから土曜日に移動して、日曜日はルーブルをブラブラして、月曜日は一日打ち合わせで、夜便で帰国でした。
疲れは後から来ますね。