
(写真)イランは世界で三番目の石油備蓄国です
イランは石油の支払いをドルではなく金で受け取ると国営ニュース局が報じました。
この動きは、米国とEUのイランに対する制裁によって輸入国がイランの銀行にドルで支払うことができなくなったことを受けたものです。
イラン中央銀行の頭取マフムード・バハマニ氏は、イランは無条件で金の支払いに応じると語ったと報じられています。
制裁の一部として、EUはイランの石油の輸入禁止を決めました。
EUの禁輸措置によって、全ての国の全ての会社が7月1日からイランの石油輸入を取りやめることになるかもしれません。現在、EUはイランから石油を20%輸入しています。
しかし、イランの石油の最大の買い手である中国は輸入を続けると言いました。インドも同じでしょう。
米国はすでにイランの石油を禁止しています。
イランには世界で3番目の石油備蓄があります。原油は主に米ドルで取引されていますが、イランはすでに他の貨幣の支払いに応じています。
しかし、ドバイのNoorイスラム銀行は、米国がイランの銀行との取引に対して制裁を決めた昨年11月にイランの銀行との取引を中止したと言いました。
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イランは石油の貿易をドルでなく金で行うとは考えたものですね。各国の貨幣や金で直接売買することを考えているのでしょうか。
日本も円で直接支払えば米国が制裁している銀行を通さなくても輸入できるのではないかと考えたりします。
日本は、中国の次に多くの石油をイランから輸入しているのだから自分の考えで判断してほしいですね。米国追従ではなく!
(その米国もガソリン代が高くなって国民に不満が)
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↑志賀島の玄界灘側