粗茶ですね

ゆるい日々

すっかり秋です

2006-09-17 21:13:00 | 日記・エッセイ・コラム

なんだか台風が近付いてますね、進路にちかい方は気を気をつけてくださいね。

で、こんな本読みました。

 「ぬしさまへ」   畠中 恵
今日も元気に寝込んでいる、若だんな一太郎のまわりには妖怪や難事件がいっぱい。
「しゃばけ」シリーズの第二弾です。
前作の「しゃばけ」は長編でしたが、こちらは短編集になっています。
一太郎のまわりの人にスポットを当てた話なんかもあって、おもしろいですよ。
主人公の若だんな一太郎ですが、病弱なせいもあってまわりからは甘やかされ放題のおぼっちゃまでして、普通ですと鼻持ちならないぼんぼんという事になるのでしょうが、それが気にならないというのは、一太郎自信がそれをわかっていて、そのうえで人から頼りにされる大人になりたい、もっとがんばりたいと思っているせいでしょうか。
がんばったせいで結局は、また寝込むはめになったりするんですがね。

第一弾「しゃばけ」長編、第二弾「ぬしさまへ」短編集、第三弾「ねこのばば」短編集、第四弾「おまけのこ」短編集、第五弾「うそうそ」長編と シリーズとして五作まででています。
そのうち第二弾までは新潮社より、文庫としてでています。
で~、基本的に私は小説は文庫版を買うようにしているんですが(お金ないですし新書の値段で文庫2~3冊は買えますし)えらくこのシリーズを気に入りまして~。
給料日前だというのに、とりあえず全部買っちゃいました。
まあ たまにはいいでしょ、読みたいときに読まないとね・・・あ~本の衝動買いやめないと(泣)
妖とかの話は前から好きでしたが、人情物も好きだった(あ、好きになったのかな?)と気がつかされましたしね、このシリーズは。

江戸の人情噺ですとか、物の怪 妖がお好きな方にはおすすめです。

コメント
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