徳之島ゲストハウスみち お庭番日誌

「♪おはなしさんぽみち♪福岡出張所」から「徳之島ゲストハウスみち お庭番日誌」に変更。ヤギと鶏と愉快な島人たちとの記録。

野に咲く~花のように~・・・♪

2015-08-15 22:23:38 | 趣味

 裸の大将「山下 清」は、やっぱり大天才だと思いました。

今日は、その「山下 清 展」を観るために小倉まで行ってきました。

電車だと往復で2000円くらい。めずらしくオットも観たいというので二人で行くことになり・・・それならば・・・と、車で。

一般道だけを使い、片道1時間ちょいくらい。

周りを走っている福岡ナンバーの車が、気が付くと北九州ナンバーの車ばかりになり・・・ちょっと遠出した気分♪

展示会の場所は、小倉井筒屋・・・詳しいことは知らないけれど、北九州の老舗デパート?

以前、おじさんたちのベンチャーズの演奏を聴いたのは、黒崎の井筒屋でした。

見えてきた小倉井筒屋。手前右は、代々木ゼミナール。右奥が井筒屋。

 

 

 さてさて、山下 清展ですが、観に行って本当によかった!

 

「長岡の花火」(上のパンフレットの貼絵)が印象に強く残っていて、貼絵がほとんどだと思っていたらそうでもなくて、ペン画、水彩画、版画、油彩画・・・焼き物まであって、びっくり!彼が使っていたリュックや浴衣まで展示してあり、楽しめました。

 貼り絵は、想像していた以上に細かくて・・・ほとんどの作品がその場ではなく、あとから記憶を思い起こして描いた(貼った)ものだというからすごい。頭の中に絵が出来上がっていて、それを現実に画用紙に写し取っているらしい。

 初期の頃の貼絵。虫がほとんどだったそうな。

 

そして、今回、張絵以上に感動したのは「ペン画」

 

 黒一色なのが信じられない・・・色が見える気がする。

そして、他のペン画もそうだけれど、サインペンのような太いペンで描かれているにもかかわらず、迷うことなく描いていったことがよくわかる。間違えることなんてなかったんじゃないかしら?細かい点々点々点々点々・・・その点々も大きさや太さがちゃんと描き分けられていて、ため息が出るほど。ペンが太いので、全体的に可愛い。

たっぷり時間をかけて150点を鑑賞したあとは、井筒屋の中をちょこっとうろうろ。

新館と本館をつなぐ廊下から、小倉城が見えました。

お城があったんだ!

 

 

 今回はお盆ということもあり、車で来てしまったということもあり、帰りの渋滞を考えて小倉の滞在時間は2時間ほど。それも井筒屋の中だけ。もったいない!

・・・というわけで、次に来るときはじっくりと楽しまねば!