レコードを乗せ、針を下ろしたら、くるくる・・・とハンドル(?)を回し、手でレコードを回してスタート!
心地良い雑音と共に、想像していたより大音量で流れてきました。
今日は、生まれて初めて蓄音機から出てくる生の音を聴きました。
九州大学芸術工学部の公開講座「蓄音機で楽しむ大正・昭和芸能文化~モダン・ガールを聴く~」で・・・。
2時間半の講座で、途中10分の休憩を挟んで聞いた曲は20曲。
歌謡曲のルーツだという小唄「柳の雨」(1932年)から始まり、
帝国劇場での新劇「唐人お吉」(1931)を録音したもの、「漫才」、「流行歌」、「映画解説」・・・100年前の宝塚も。
それから、「クラシック」、「童謡」、「国民歌」に美空ひばりや江利チエミも。
何気に気に入ったのは、渡邉はま子の「とんがらかっちゃ駄目よ」
ねえ~ぇ ねぇ・・・それでも あなたは とんがらかっちゃ駄目よ
軽快でコミカルな楽しい可愛い歌でした。カラオケにないかしら?
休憩中に、蓄音機を近くで見せてもらえました。写真も撮っていいよ・・・ということで。こちらはポータブル型
こんな素敵な缶も見せてくれました。
中に何が入っているかというと・・・
何とも雑に針が入っていました。くぎみたい。レコードを3枚くらい聴くと、もう先が丸くなってしまうそうで、途中で針を換えていました。
もう一つの蓄音機。こちらは宮型(キャッスル型)
針の先っぽ
昨年に続いて2回目だそうな。ぜひ、来年も来たいなぁ。
それから・・・蓄音機が欲しい^m^