妙心寺の続きから。
室町時代の狩野元信が作庭した枯山水庭園がありました。
又
妙心寺の法堂(重要文化財)では、狩野探幽作の雲竜図を見ました。見る方向が違うと登り龍から下り龍になり、中央で見ると立体的に見える、不思議な龍でとても迫力がありしばし見とれていました。写真撮影禁止なので残念です。
又、その横には日本最古とされる妙心寺鐘(国宝)がありました。今はひびが入り使われてないそうですが、録音でその音を聴くことが出来ました。徒然草にも書かれている鐘で、もと浄金剛院にあった物だそうで、698年の作だそうです。
その後妙心寺塔頭の一つ退蔵院へ。
室町時代の狩野元信が作庭した枯山水庭園がありました。
又
立派な枝垂れ桜の木がありました。この桜が咲いたらさぞかし綺麗だろうと思います。一度その季節に来てみたいです。
この日はとても寒くて、ここで力尽きました。
翌日が今回の目的の利休居士の月命日と月釜なので、早めにホテルに戻りました。
ちょっと行けば飛鳥時代からあるもの、室町時代に作られた物と、本当に歴史を肌で感じられます。
本で勉強していた物を実際に目に出来るのは本当に幸せです。
この文化は大切に後世に残していかなければいけませんね。