田中良平 切り絵・切り紙制作所

Ryohei Tanaka`s Killer Cuts&Killing Shapes

明日、15日土曜、伊勢丹でライブペインティング。

2015-08-14 23:20:28 | NEWS
俺の持つ武器がランダムであるが故。
焦っているのは何か。
明日のライブペインティングである。
どうしよう。
どうしよう、どうしようと言ってたら、どうしようって気分になってきた。
どうしよう。

まぁ、どうにかしよう。

どうにかにはなるだろう。

どうにかにしかならないだろう。

あのメンバーの中にいたら、一番「誰、それ?」なオイラ。

いや、アートの業界的なものがあるとして。

だって昨日、展示をチェックしに行ったら、俺のだけ、売れてなくてへこむわ、そら。

で、明日、ライブペインティングでござるぜ、おい。

こんなものでも書いて、気持ちを整理しなければ、ならんのことよ。まじで。

お金、ではない。とか、言ってるからお金を稼げない。

そう。その通り。

しかし、そう。 I know.

だが、

でも、

しかし、実際、本当のところ、正味なハナシ、それしかできない。

ってか、無理。

アレが今のベスト。

出来ることしか、出来ない。

出るものしか、出ない。

やりかたは、わかるがやりたくない。

やりかたは、わかると思っているが、たぶんできない。

できないし、やりたくない。

今、自己嫌悪に陥りたくないなぁ。

赤ちゃんいるし。

意味不明なものは、買われにくい。

俺に絵には意味がない。

それが、売れない理由の一つではあると思う。

「絵」を買う人と、「アート」を買う人は違う。ような、気がする。

「アート」を買う人には、やっぱ、意味は必須だよな。

「アート」なんて買っちゃう人は、やっぱ、それなりにお金持ってそう。

「アート」って安いもんじゃないもんな。

俺の「絵」は、その中で「アート」が起こってるのに、そんな顔してないから買われない。

マーカーとかだし。色えんぴつとかだし。

道具が、安っぽい。

劣化しやすい、らしい。

キャンバスとかじゃないし。

画用紙だし。

画用紙大好きなんだけどね。

買われにくい。

「絵」を買う人。

俺の絵の、その、イメージが好きって人はいるかもしれない。

そっから先が勝負だよな。

人様の財布から、お金を出させるだけの力が俺の絵にあるか。

俺の絵って、ありゃなんなんだ。

特に最近のやつ。

ジャイマンのオーダーでおまめこぞうカットしたやつ。

一枚、一枚結構な時間かけて描くわけですよ。

A4くらいの大きさ何ですけどね。

結構、抽象的なんだけど、記号的な形はあるという。

あれ、変な絵だよな。

安っぽい画材でなかなか奥行のある「絵」を作ってるんだよな。

自画自賛と思われてもしょうがないが、事実だ。

あー、なんか考えるのめんどくさくなってきた。

寝よう。

なんとか、なんでしょ。

そう、そして、なんとかならなくても、実際、どうにもならない。

そもそも、何かをなんとかしてやろうという思いではいかん。

やればいいのだ。

描けばいいのだ。

描けるから。

楽しむ、とかもいらん。

チャンス、と、いうわけでもない。

そうではない。

かも、しれんが、人生に期待してはいけない。

楽しい、のかも知れない。

でも、楽しまなくてもいい。

描けばいい。

描けるから。

新宿伊勢丹アートの畑2015
期間は8月12日(水)から17日(月)です。
15日の土曜日には、朝11時から夕方6時頃まで、ギャラリー前でライブペイントをします。それこそ、最高傑作を作るつもりで挑みます。
見にきたら喜ぶよ!俺が!



と、あるタイプの絵の描きかた。

2015-08-12 22:06:24 | つぶやき
絵の描きかた。
と、あるタイプの絵の描きかた。
何処へたどり着くのかわからない描きかた。
そういう描きかた。
考えない、というわけでもない。
脳は使う。
何処かへたどり着こうとはする。
ただ最初にアイデアありきではない。
白い紙がある。
気持ちがある。
絵を描こうという意思がある。
深呼吸する。
紙を触る。
紙の大きさに触れる。
これからこれくらいの大きさの紙に絵を描くというのを確認する。
それは白い地図だ。
何か思い浮かぶ事もある。
でも何が描きあがるかはその時点ではわからない。
思い浮かべた何かに、何処かに近づこうとする作業ではない。
画材がある。
絵の具がある。
マーカーがある。色えんぴつがある。
紙に色をつけていく。
それは、脳内の反応。
経験値から導き出す気持ちのいい色。
その画面の場所。
しっくり来るところ。
正しいと感じる、もしくは間違っていないと思われるそういう色を置いていく。
跡をつけていく。
それは気持ちの表れ。
全て、絵は心の鏡。
目に入る画材の山から次に気持ちのいい色を拾って、あてる。
その気持ちよさを見つけるのが集中力。
そこがアーティストのスキル。
ものすごく適当にやってるように見える。
時には手元さえも見ずに画面にマークをつけていく。
ただぐちゃぐちゃやってるようにも見えるかも。
だが、そこがコントロール。
一つひとつバランスをとっていく。
右へ左へ。
上へ下へ。
細く、太く。
細かく、大胆に。
線を重ね、色を被せ、奥行きを作っていく。
深みを増していく。
勢いを出したり、リズムを作ったり、失敗したようなアクションを更なる強度に変換させたりする。
undo不可だからこその深みと強度を持ったりもする。
そうやって「絵」を作っていく。
「画」を構成していく。
自分を納得させながら進んでいく。
基本的に、二歩先は一歩進まないと見えない。
技術と理解のある行き当たりばったり。
進んでいくと、何かが見えてきたりする。
何かに見えてきたりする。
白かった地図に、色がつき、線が引かれることによってゴールが浮かび上がってくる。
届こうとしているのは、自分の信じる美しさの具体例だ。
誰が何と言おうと、そこが今の自分から染み出た「絵」の、これでよしと決めた着地点だということ。
嘘のない到達点であると。
と。
そういう気持ち。
ある。
少なくともそういう気持ちになるまでは絞った。
絞った作品を並べた。
だが。
それは、認められるとか、売れるとかとは、関係ナイチンゲール。
ある意味、そんな想いを持って描いた絵は、そんな気持ちを携えて見せた絵は、実はオイラのキチガイ証明書であるともとれる。
だってしょうがないじゃない。
オイラはそれを美としたのよ。
というより、それしか出ないのよ。
それが出たのよ。
そんな、あんな、今言ったような描きかたしたらさ。
でも、それしか出来なかったのよ。
そういう絵描きなのよ。よよよ。
そうしたら、どうしたってオイラの心象風景みたいになりまさぁ。そんな自動書記みたいな描きかたしたらさ。
やってることはホントの意味でシュールリアリストっぽい。
シュールリアリストのつもりはないけど。
願わくは、オイラの絵を面白いとか、美しいと思ってくれる人が現れんことを。
んで、あわよくばそんな奇特な人が、更に奇特な行動に出て、オイラの作品をお買い上げにならんことを。
アーメン。

新宿伊勢丹アートの畑2015
期間は8月12日(水)から17日(月)です。
15日の土曜日には、朝11時から夕方6時頃まで、ギャラリー前でライブペイントをします。それこそ、最高傑作を作るつもりで挑みます。どうぞよろしくお願いします!



アートの畑は明日から!

2015-08-11 21:37:16 | NEWS
新宿伊勢丹アートの畑2015の搬入に行ってきました!売れろ!期間は8月12日(水)から17日(月)です。
15日の土曜日には、朝11時から夕方6時頃まで、ギャラリー前でライブペイントをします。それこそ、最高傑作を作るつもりで挑みます。どうぞよろしくお願いします!

新宿 伊勢丹 アートの畑 2015

2015-08-09 07:49:46 | NEWS

新宿 伊勢丹のアートギャラリーにて開催される「アートの畑」という展覧会に出品します。今回は切り絵ではなく「絵」です。もう、ね、10年ぶりくらいに「絵」を描くということに、まじめに正直に向き合いましたよ。
大変ね、まじで。しかし、とても楽しかったでごじゃいますね。
そういうわけで、今のオイラから出てくる一番「絵」のエキスが濃いものが飾られます。こわいです。見せるのが。一番いいもの、とか最高傑作とか言いたいし、自分の中ではそうなんだけど、これはもうどうにもねぇ。切り絵はこわくないけど、絵はこわいねぇ。切り絵は珍しいスタイルというのも手伝って誉められ慣れてるけど 。逆を言えば、人に見せてもこわくない切り絵ってのは振り絞れていないのかもしれん。
なんにしろ、そんなオイラの作品と他の参加アーティストさんの素敵な作品を観に来てください。

期間は8月12日(水)から17日(月)です。
15日の土曜日には、朝11時から夕方6時頃まで、ギャラリー前でライブペイントをします。それこそ、最高傑作を作るつもりで挑みます。どうぞよろしくお願いします!

妖怪風流 七を見に行った。

2015-08-08 07:54:45 | つぶやき
妖怪絵師でありイラストレーターのおともだち、東雲騎人氏の展示、妖怪風流 七を高円寺みじんこ洞へ見に行った。面白かった。明日まで。是非。写真は妖怪切り絵似顔、東雲氏as河童。
娘のみじんこ洞デビューでもあった。みじんこさんに抱っこしてもらった。奥さんはグリーンカレー、オイラは冷やし中華を食べた。旨かった。