世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

「サムイデスネ」

2024年11月06日 | 日記
「サムイデスネ」
その外国人店員は言った。
ほぼ毎朝通う朝のコンビニでのワンシーン。
今朝は急に冷え込んだのでカシミアのショールを羽織って出勤した。
彼はそれに気づいたようだ。

彼に「どこの国から来たのか」と問うとバングラデシュからと言う。
なんとなく暑い感じの国だと思い、日本の寒さは大丈夫かとも問うてみたところ、バングラデシュも2ヶ月ぐらいは寒い時期があるので慣れている、大丈夫と笑顔で答えてくれた。
私の拙い英語力なので正しい情報かは不明だけど。

外国人と話すときは通常とは異なる脳の箇所をフル活用させる。
今朝はそれを体験でき、エキサイティングで楽しかった。
コロナ禍以降、海外へは行っていない。
2020年に更新したパスポートは真っ白のまんま。
弟なんか去年から今年にかけてハワイ、台湾、香港、シンガポールに行ったというのに。
私も来年は海外旅行に行こうかなとふと思った。

カシミアのショールを羽織るのに足がヌードベージュのストッキングだとバランスが悪い。
なので今朝は黒のストッキングにした。
毎年11月1日をストッキングの衣替えの日としていたのだが、年々暑さが長引くようになり、11月になっても半袖ワンピースを着ていた関係で、後ろ倒しになっている。


このベルベットの花柄のワンピース(ミッシュマッシュ)には思い出がある。
去年、1ヶ月ほど毎日連続で治療を受けたのだが、その科の主治医に「きちんとしてる恰好」と褒められたのである。
「なんでいつもこんなにきちんとしてる格好なの?ジャージでいいんだよ、ジャージで」
と笑いながら言われた。
その笑い声の主はあの病院で一番話しやすかった天使先生である。再発しない限りもう会えないのが寂しい(再発したくないけど)。


旅先や職場で「嬉しいな」「楽しいな」と思いながら過ごしているとき、ふと、私を診てくれた(診てくれている)先生たちを思い浮かべる。
彼らはきっと私がこうやって過ごせることをゴールにしていたのでは?(しているのでは?)と思うのだ。
その思いに応えるように「毎日」を精一杯生きることが、きっと先生たちへの恩返しに繋がるのだろうと思う。

ワンピースの紺色に合わせて今日のバレッタはフェラガモ(紺)。



夕食は先般買ってみて美味しかったハンバーガー。
そしてワンタンスープ。

  
明日の朝も冷えるのだろうか。何着ていこう。悩ましい。