合気道 明龍館 吹上同好会 Aikido MEIRYUKAN Fukiage

埼玉県北部の吹上で合気道の稽古を行っています。

夏の審査に向けての小言

2016年05月24日 | 合気道

浦安演武大会も無事終わり、次のイベントは夏の審査です。

受けたい人、受けるつもりの人、できれば受けたい人、今回はパスしようという人。。。いろいろだと思いますし、それでよいと思います。

特に吹上で審査を受ける人はとにかく「基本」を大切にしてください。気を付けから、つま先の向き、姿勢、。構えの指を開く、腰の向き・・・・・ひとつひとつの基本をもう一度見直してみてください。基本動作もそうです。いままでジム先生から言われていることを思い出してください。ジム先生はそのことをたぶん何度も言っています。なぜならできていないから・・・。基本が一番難しいのです。基本動作が最も難易度が高いです。そしてこれができなければ養神館合気道が上達しないのです。。。

簡単な動作ですから単発ではできます。誰でもできます。体が硬いとかはあまり問題ではありません。さっきより今、昨日より今日はできている、と思える稽古をしましょう。体質ですんなり形ができてしまう人もいますが、そういう人ほど要注意です。仏作って魂入れずになりがちです。

(気を付けから始まります。)

極論、暴論と言われそうですが、基本動作6本を一生懸命やっていれば技は何とかなります。技の小手先の形ばかり追いかけて基本動作をないがしろにしている場合は・・・・・もう救いようがありません。基本動作の延長上に技があることをぜひ再認識してください。

審査を受ける人も受けない人も、まあ、ひとつだまされたと思ってやってみてください。悪い結果にはならないと思います。

 

ジム先生とも相談中ですが、今回から稽古時間を審査稽古で大幅に利用することはやめようと思っています。といいますのも、おかげさまで会員が増え、審査を受ける人、まだ受けられない人が混在し、審査を受けられない人が何週間も審査稽古をするのもいかがなものか、という考えからです。自主稽古の時間はどのようにご利用いただいても結構ですし、上級者の手がすいていたらどんどん使ってもらって結構ですので、その時間を利用して審査稽古をし、稽古時間を審査稽古オンリーにするのは直前数回とする予定です。早く来て少年部の時間に自主稽古してもいいですし、居残りでやってもらっても構いません。次回の稽古から始めてください。

さいとう

 


吹上少年部だより・・・4/23,24

2016年04月26日 | 合気道

新学年にもすっかりなじんだころではないでしょうか?

最近の小学校は秋ではなく、初夏のころに運動会をするようになっていると思いますが、その準備に追われているのでしょうか。
私が小・中学生のころ、初夏と言えば「写生大会」。中学校ではさきたま古墳まで行って絵を描きました。一日仕事ですから弁当をもって、水筒をもって行ったのがうれしかったですね。水筒の中身は筆洗用と兼ねて「水」でなくてはならないのに、こっそりコーヒー牛乳か何か入れてきたクラスメイトがおろおろしていたのが懐かしいです。
 
さて、吹上同好会では浦安演武大会に向け準備を急ピッチで進めています。
基本技、自由技ともに青帯では「何となくやったこと、あるかなぁ~ないかなぁ~」という感じです。少なくとも自由技は初めてかもしれません。ただ、合気道の醍醐味といえば自由技です。普段の稽古ですと、各級・段の基本技中心になりますので、演武の機会にぜひ自由技に慣れ親しんでもらいたいと思います。いつも、時間をかけて練習している受け身は自由技で使うんですよ!
茶・オレンジ帯は基本技・自由技ともにワンランク難易度の高い技にチャレンジしています。まだまだ、形を覚えるのが精いっぱいという段階ですが、大会までには相手を崩し、投げる・・・という実感を仕手・受けともにもてるようになればいいと思います。
また、今回は大会に出場しない子も「こういうことをやっているんだなあ~」程度でも結構です。演武内容に関心を持ってもらいたいと思います。いずれはみんなが自由技も応用技もやるようになりますし、そこまで行って「合気道ってこういうものなのか」と思ってもらいたい。
 
全体通してですが、いま杖の稽古をしています。合気道は体術ばかりではなく、剣・短刀・杖など武器も使用します。31の杖が中心ですが、31の動作があり覚えるのも一苦労、自分の身長より長い杖を振っている子もいます。また、剣や杖を使うことで体術の理解も深まる。。。。といいのですが、ちょっとまだ早いでしょうか。
ともかく、ご家庭で棒を振り回していたら怒られるだけでしょうが、道場ではうまく振り回せば褒められますから、子供もストレス発散になるのではないでしょうか。
 
基本動作、基本技はやっぱりまだ曖昧な子が多いですね。気を付け、はかかとを付けてつま先は90度以上開く、すべてここから始まります。各基本動作もつま先は外を向くことを忘れがちですので、特に気を付けてください。
 
さいとう