合気道 明龍館 吹上同好会 Aikido MEIRYUKAN Fukiage

埼玉県北部の吹上で合気道の稽古を行っています。

本格的に審査稽古・・・2/21吹上

2016年02月23日 | プロフィール

花粉症の人、つらい季節になりましたね!私ももう35年以上も花粉症に悩まされています。でもこの5,6年はほとんど気にならなかったのですが、今年は違いますね。かなり強烈です。薬も市販のですが飲んでいます。洟が止まるのは結構ですが、頭痛やのどの渇き、鼻の痛みはたまらんです。早く桜が咲けばいいと思っています。


さて、土曜日もそうだったのですが、今週から審査稽古を開始しています。
やるからには上手になりたい、白帯からだんだん茶帯、黒帯が欲しいと誰しも思うはずです。でも、合気道は競争でも競技でもありません。帯を変えるため、免状をもらうための稽古ではなく、自分の課題を一つずつ克服するためのおさらいというようなスタンスで臨んだらよいかと思います。

少年・初級合同クラスはいつも通り受け身から始まりましたが、ちょっと短め。基本動作を6本。つらいけど頑張って!基本動作は基本中の基本にして、合気道の背骨みたいなものです。大事です。
後は各級ごとに分かれて審査稽古。

一般部は前方飛躍受け身、後方飛躍受け身から。後方飛躍はなかなか腰が浮かない。。。Peleキックを意識してはいますが、足も上がらん!まあ、長い目で。
基本動作は臂力の養成2。この前に教わりました回転動作の動きを使ったやつです。腰に来ます。

技は肘持ち二カ条抑え2を立ち技・座り技で。コレは難しい。どうしても手が離れてしまう。繋げていられない。これも長い目で。
あとは審査稽古。
 
この日、新入会員さんが増えました。合気会のご経験あり?共に楽しくやりましょう!
 
写真は無し。結構忙しかった。
 
吹上同好会 さいとう

審査稽古のはじまり・・・2/20吹上

2016年02月21日 | プロフィール

 この日は朝から雨が降り、それなりに寒い日となりました。まさに三寒四温。でも花粉症の症状が出始めて春の訪れを実感する今日この頃です。


また、春の審査に向けて審査稽古が始まりました。皆さん、それぞれ目標を持って取り組みましょう。やる気になってやるのと、なんとなく惰性でやるのとでは全く充実感が違いますし、上達の度合いも変わってきます。今回受ける、受けないはそれぞれの判断ですが、取り組みはしっかり行いましょう。

まずは少年部。今日もしっかり受け身から。杖を使った受け身から、空中で短刀を掴みながらする受け身までさまざま。




その後は審査では必ず出る基本動作6本。一人は中学生なので相対で。本当に出来ていそうで出来ていない、出来てなさそうでやっぱり出来ていないのが基本動作。普通は「基本」と言えば初心者の時にほんの一時、通過するのがそうだと思いますが、養神館は違うんです。やっている限りずっと基本動作からは離れられない。で、少年部どうだったかと言えば・・・中学生を見ていましたが、うーん。。。動作がどうのという以前に、指が開かない、足がねじれる、という具合。本人のやる気さえあれば時間がかかっても矯正していきます。
受け身の練習、基本動作とくれば次は技。正面打ち自由技を3本目まで行いました。一般のクラスでジム先生から「rhythm~リズム」と指摘を受けましたが、やっぱりその通りで、どうしても1・2・3とぶちぶち切れてしまう。受けが仕手に合わせるのではなく、受けが仕手のリズムを作るのも大事かなと思いました。投げられたらすぐ立ってまた打ち込む、その場で立ち止まらないなど気を付けましょう。自由技もこの少年部のメンバーは初めてではないので「できない」と諦めず、ゆっくりとでもいいので思い出しながらやって前回よりは進歩があるように。


一般初級クラスも受け身から基本動作6本。もう皆さん、相対でやっています。基本動作が技のベースになっていますので、丁寧に着実に行っていただければと思います。スピードは不要です。その後は各自審査稽古。

一般クラスはこのところの定番、ただまっすぐではなく悪い体勢からの受け身から始めました。実践的な受け身ですから身についた時が楽しみです。
その後はやっぱり技の中で出来なければ仕方ないということで、自由技をしながら受け身です。しかも左右できなきゃということで、もちろん仕手も左右で技をかけます。これがどういうことなのか・・・正直、頭が大混乱。習慣というものは恐ろしい。いつもと逆方向の自由技ができない。。。いや、やればできなくはないが、とっさに出てこない。もし暴漢が右手を取りに来たら、「いや、ダメだ。左手を取りに来い!」とは言えないもんなあ。じゅんやに聞いたところ、海外では自由技は普通に左右でやっているとのこと。偏りはいかん。今後はちょっとずつやっていきましょう。


技は後ろ技2本。両手持ち小手返し1と肘当て呼吸投げ1。後ろ技における崩しを教えていただきました。「受けのイメージで崩す」というジム先生の言葉がとてもよくわかりました。技の方はなかなかうまくいきませんでしたが。。。
その後は審査稽古。2人取りなどを行いました。
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この日ははるばるじゅんやが出稽古に来てくれました。病欠していたKTさんも復帰。このところ、若干寂しかった一般部がとても活気があるものになりました。
なかなかじゅんやの技、受けをを実地に見ることはできないので良い勉強になりましたし、最後、後ろ両手持ち十字投げと後ろ技の内よけを教えてもらいました。面白い技だ~。でも十字投げはちょっとおっかない技なので使い方をよく考えないといけない。内よけについてはこういう発想はなかったなあ~という印象。とにかく、よく研究してるね。また時間があれば吹上に来ていろいろこういう置き土産をしていってください。

吹上同好会 さいとう

暖かいんだから・・・2/14吹上

2016年02月16日 | プロフィール

Happy St. Valentine 's Day!

まあ、合気道おやじにはあまり関係ないイベントですが。
 
暖かいというより暑いに近いゆるいような陽気でした。チョコも溶けるぞ。
 
この日の少年・初級合同クラスはいつも通り受身の練習から。皆さん、かなり慣れてきています。それだけに自己流にならないように、それだけ気をつけましょう。自分がやりやすい様になりがちですので、ジム先生の感じを常に意識してやりましょう。受身のバリエーションも増えてきました。今が身につけるチャンスです。
 
今週は回転動作ウィークでしたね。この日も同じく。腰から動いてつま先まで力を伝えます。初級のうちはコレがよく分からなかったのを思い出します。腰を回したら捻れてしまうじゃないの?と。つま先まで動けば入り身のような体勢になることがわからなかったんですね。繰り返しやっていくと良いと思います。
技は片手持ち側面入り身投げ2。片手持ちの技は仕手の手を持ってあげましょう。変に気遣ってそぉーっと持つと逆にやり辛い。そして最後まで持ち続けて。
大きな回転動作が入る技です。基本の腰からグリッの動きを忘れずに。練習を練習で終わらせないで。
 
もう1つ、片手持ち一ヶ条投げを掛かり稽古で。仕手は受けの手をどう取るのか?何回かジム先生から指導がありましたね。自然に。無理に捻じれない。持ちかえない。
それと受けは投げられるのがわかっているからと言ってもはじめから受身の体勢で手を取りに行かないように。
 
一般も受身をしっかり行いました。なかなか、きれいに出来ませんが、「継続は力」を信じて。
技は片手持ち肘締め2と座り技片手持ち小手返し2、掛かり稽古で肩持ち呼吸投げ。回転動作がテーマです。
特に掛かり稽古の技は意識すると混乱してしまいますね。でもこの技が自然に出来るようになれば、自由技への応用が利いて良いと思います。
 
しかしこの日は暖かかったので汗だくでした。三寒四温とは言いますが、四暑とは!寒暖差に気をつけましょう!
 
吹上同好会 齋藤
 

ジュニア大会終了しました!・・・2/13吹上

2016年02月14日 | プロフィール

2月11日ジュニア大会が終了しました。


明龍館としては優勝者一人を含む輝かしい成績を収めました。大会の様子は明龍館のYouTubeにアップしましたのでごらんください。
URLはこちら

今回会場がバラバラで動画、写真が全員分を網羅していません。申し訳ありませんがご了承ください。
子供達はよく頑張りました!

さて、そういうわけで大会明けの稽古、いつもの通り受け身から!



 
 この日は回転動作がテーマでした。

 技は正面打ち四か条抑え2。回転が多い技!


 単独でやってみます。
 もう一つ、片手持ち体変更呼吸投げ(応用)掛かり稽古で。
 
 
一般初級クラスも受け身から始まりました。
 すっかりこのスタイルの稽古が定着しました。私が初級の時には受け身の稽古はあまりなく、たまにやった時には目が回り星がチカチカしていたものです。多分、このように毎週、時間をある程度使ってやっていれば目が回ることもないと思いますし、受け身に対するアレルギー、恐怖感もなくなると思います。頑張りましょう!でも個人差もありますから、くれぐれも焦ったり、無理をしたりしないでくださいね!
技は座技片手持ち二か条抑え2。座技で2の技は膝を大きく動かせないので難しいですが、合気道では立技も座技も同じく重要で、しかも同じ術理です。難しいからできない~と諦めず、時間がかかっても少しずつで良いので覚えていきましょう。回転動作がある2の技はどうしても受けの手を引っ張りがちですが、むしろ肘を持った手を押すようにしたらいいかもしれません。いろいろ試してみてください。
投げ技は片手持ち呼吸投げ。これも回転動作です。だけど受けとのつながりを持続させなきゃいけない片手持ち!受けの誘導、つながりを保持なども合気道には重要な要素ですね。

 
最後に終末動作を相対で行いました。この終末動作も体の変更1と同様、何段になっても審査に出ます。逆に言えば、これができなきゃ審査も厳しいよ、ということ。でも、もちろんその級、段ごとに求められるものが違いますから安心してください。明龍館は仕手だけでなく受けも求めますからその点だけはご注意ください。

一般部も当然、受け身をしっかり行いました。飛躍、前方回転、後方受け身をそれぞれ。ジム先生の指示に合わせて前後左右に受け身をとるということもしました。こういうことをやっていれば、自然にいついかなる時にも受け身が取れるようになる!・・・かもよ。臂力の養成2では回転動作の時の膝を使ったやり方を教えていただきました。う~ん、回りやすい・・・。
技は両手持ち二か条抑え2、座技胸持ち四か条抑え2、肩持ち呼吸投げを行いました。
四か条が非常に難しかったです。受けが出てくるところを突き上げる・・・言葉にすればそれだけのことですが、それができれば苦労はしないんですよね・・・。
いやはや、やりがいがあることです。

今日以降、女性有段者は袴をはいて稽古することになりました。合気道らしさが倍増しますね。見た目も大事。

それではこれまで。

吹上同好会 さいとう



Basics - Kotegaeshi(お久しぶりの意訳シリーズ 小手返し)

2016年02月12日 | プロフィール

 審査の項目に小手返しが入ってきている人が増えました!稽古でも十分に説明いただいていますが、こちらでも再確認してくださいね。

 
For the kotegaeshi grip, your thumb should be between the knuckles of your partner's little finger and ring finger. Your arm should be as in kamae and your palm flat against the back of uke's hand.
(小手返しの持ち方は、親指が受けのこぶしの薬指と小指の間に置く。腕は構えの位置、手のひらは受けの手に添わせる)


Your other hand should be placed on top in line with your partners fingers. Again your arm should be relaxed and in the kamae position (shoulders down, chest open...)
(もう一方の手は受けの指と同じ方向にかぶせる。腕は力を入れず、構えと同じ位置に!肩をおろし、胸を張る。。。)




Don't grab from the side, squeeze and twist your partner's wrist.
Uke's fingers should be facing upwards.
(受けの手を横から握ったり、絞ったり、ひねったりしないように。受けの指は上を向いているのが正解)









 
 

Do not twist your partner's arm to the side. Your body will become twisted and unable to concentrate your power.
(受けの腕を横にねじらないように。自分の体までねじれて力が集中できなくなります。)

For the throw on both #1 and #2 basic techniques,your body should be in a perfect line towards your
partner. Uke's fingers should be rotating back at their face with the hands near the inside of your knee.
(1、2共通した投げ方ですが、投げ終わりが自分と受けが一直線になるように。受けの指は受けの顔のほうに向いているように、手は仕手の膝の内側の近くに位置しているはず)




 
A common mistake is to try to pull the person over. Your hips will become light and your uke will be able to escape.
(よくある間違いですが、ひっくり返すときに受けを引っ張ろうとしないで。自分の腰が軽くなってしまい受けに逃げられてしまいます)
To turn your partner on to their stomach for the basic pin - keep your hips down and ride your weight on
their arm as your rotate circularly using your whole body (don't just twist with your arms).
(小手返しの通常の押さえ方は受けを腹這いにして押さえますが、その際、仕手は重心を低く保ち、自分の体重を受けの手に乗せるように。ひっくり返すときは手だけで行わずに体全体を使って!)

ジュニア大会目前!・・・2/7吹上

2016年02月08日 | プロフィール

 さあ、いよいよジュニア大会が目前に迫ってきました!

今回はかなり事前からジム先生が特訓を始めてくださいましたので、例年になく元気な声が出るようになりました!習ったことを存分に表現できるといいね。

少年・初級合同クラスは1名の新入会員さんを迎えました。これから共に楽しみながら頑張りましょう!!
稽古はいつものごとく受け身から。
今回は後ろ受け身も入念に行いました。後方受け身をやったということは・・・技は7級以上:両手持ち天地投げ2片手持ち側面入身投1を行いました。両手持ち天地投げ2は有段審査の技。3か条とかに比べたらシンプルな技ですが、それだけに求められているものがレベル高いと思います。とは言いつつも、今はみなさん、終末動作2のような回転動作と仕手受けの力の流れ具合に気をつけつつ、ああ~こういう技かぁ、前にやったな~と後で思い出せればいいと思います。受けは後方受け身で。片手持ち側面入身投。これは最近崩し方を習いましたので、試してみたのですがイマイチうまくいきませんでした。誰とやっても、どのクラスでやってもあらたな発見、課題が見つかるなんて合気道って面白いですよね。


新入会員さんとKNIさんは基本動作を別メニューで。構えを含めた基本動作が養神館合気道のベースですので、今の内にしっかりやっておきましょう!今やっておけば2年、3年後に大きな成果としてリターンがあると思いますよ。




続いては大会前の最後の特訓。
元気よく、基本に忠実に!





一般は斜行から始まり、前方飛躍受け身を色々なバリエーションで。基本動作は体の変更1。技は正面突き肘当て呼吸投げ1を立ち・座で。安藤先生の言う「ぺ」で前足回転。これはだんだんわかるようになってきたが、手が相変わらず取りに行ってしまう。。。。流す!ということを身につけねば!座技は受け身が難しい・・・
次は正面突き肘締め1。今度は流すのではなく掴む。。。前の技の余韻が残ってしまいなかなか・・・
最後は正面突き肘抑え。これはきちんとした技術を以ってやらないと怪我をさせてしまいかねないなあと思いました。お互い気をつけましょう!

だんだん、ちょっとずつ暖かく、春に近づいているとは思いますが、まだまだインフルエンザ、風邪などが猛威を振るっています。風邪などでスッキリしないときは集中力も低下し怪我もしやすくなると思います。まずは手洗い・うがいで予防、もし引いてしまったら無理厳禁。

吹上同好会 さいとう
 

中心から!・・・2/6吹上

2016年02月07日 | プロフィール

暦の上ではすでに春。なんとなく暖かいような気候の中で稽古しました。

いつものことながら汗をかきましたが、先週より一層汗をかいたような気がします。

少年部・・・ジュニア大会の予行練習と基本技。
今年のジュニア大会はどうやら例年と違うらしく、同会場内で別の競技演武がおこなわれるようで、予行演習でそれぞれの組で時間差をつけ号令で演武してみました。号令かけている方が頭がワンワンしておかしくなりそう!子供たちは惑わされずやってほしいですね。自分のすべきこと、指を開くとか、膝はどうだとか、つま先の向きに気を集中して!





 

あとは細かいところ、ジム先生から指摘されたところを本番で思い出すように。
出場しない子は基本技と自由技をすこしやりました。難しかったかな?
最期に補強運動で終了。
 
一般初級・・・この日は盛りだくさんでした。基本動作連続、片手持ち四方投げ1正面打ち1か条抑え2、片手持ち二か条抑え1、正面打ち三か条抑え1、正面打ち小手返し2。基本技のオンパレード。良い復習になったかと思います。
 

 
一般・・・前方飛躍受け身。終末動作1、肩持ち四か条抑え1立/座、座技両手持ち小手返し2、後両手持ち肘当て呼吸投げを掛かり稽古で。
毎週受け身のハードルが上がり、三半規管もだいぶ強化されたのではないかと思っています。終末動作は腰PUSHのサポート付きで、めちゃめちゃ腰にきました。。。それを踏まえた上での肩持ち四か条。肩を使っての切りおろしやその後の前進動作で若干効果があった気がします。腰の中心から前進する感じ、これを継続していきたい。
小手返しは座技でも飛躍受け身を心がけ。今は無様に見えるでしょうが、いつの日か・・・乞うご期待ということで。期待倒れということもあり得るか?
後ろ両手持ちは昨年暮れからマイブーム化しております。一つ一つの動作の確実さと流れが両立できればなあと思っております。
 
それではここまで。
 
吹上同好会 さいとう

ぽかぽかと暖かい日でした・・・1/31吹上

2016年02月02日 | プロフィール

昨日とは打って変わってぽかぽか陽気の、日なたにいるとちょっと汗ばんでしまうくらいの陽気でした。しぶとく残っていた中旬の雪もほぼ融けました。でもこの冬はまだまだ雪が降りそうですね。いいんだか悪いんだか。。。。


この日、少年・一般初級合同クラスは体験の方、お一人を迎えて稽古しました。
いつも通り、体操から受け身、基本動作は終末動作。
体験の方も全部一緒にやっていただきましたが、大体の人が最初は戸惑う受け身もすんなりやっていらしたのでびっくりしました。ただ、やはり終末動作は養神館特有のものでもあるし「???」でした。
この基本動作を使った技と言えば四方投げ。両手持ちで行いました。私は体験の方と組んで行いました。柔道や空手、最近ではブラジリアン柔術などもそうらしいのですが手首より先を掴んで投げたり、極めたりという攻撃をするのは反則になるそうです。そんな中で日本の大東流などの柔術や合気道、そして武道ではありませんがプロレスだけはそれが許されるんですね。四方投げはまさに手首より先を掴んで投げる技です。それが合気道で一番最初に教えられる技であるというのも、何か非常に興味深いと思っています。

もう一つ、片手綾持ち一カ条抑え。これも合気道らしく相手の勢いを使い、自分のものにして、自分の体勢は崩さず、相手の体勢だけが崩れて抑えるという感じの技です。回転動作や斜行などの要素が入った、これぞ合気道といった技です。。

陽気のせいもありますが、やり始めると全身運動ですので汗をかいてしまいましたね。
ぜひ継続してともに稽古していければ、と思いました。

続いては少年部ジュニア特別稽古クラス。
とにかく元気を出して、声出して。技はしっかり、丁寧に。結果は後からついてきます。あと1~2回練習の機会がありますから、無駄にせずしっかり。

一般クラスはこの日受け身の要求レベルがまた上がりました!ちょっと首を曲げて。明龍館になってからは本当に受け身というものが重視されています。合気道の受け身は、投げられてしまったらどのように受けて次に自分が攻撃するか?という意味があると聞いたことがあります。畳の上ならどんなふうに受けてもまあ大きなけがはしないと思いますが、石がごろごろしているところや、アスファルト、コンクリートの上だったら?・・・・いやぁ、受け身って本当に大切ですね。
技は座り技両手持ち三カ条抑え(2)・・・審査に出た技だったんですよ。それで1と2を間違った。。。
講評で言われたのは手の振りかぶりが小さい、姿勢がまだ高い。そのあたりも踏まえて行いましたが、2の技の特徴、受けを自分のほうに引き寄せるのがなかなかできない。これができると受けがよく崩れてやりやすくなるんですが・・・。
両手持ち正面入り身投げ(1)・・・肩への攻めが弱いので要注意。
両手持ち呼吸投げ(掛稽古)・・・仕手受けのつながりを保つのは受けの仕事。ジム先生から指摘があった投げ飛ばした!という感覚を仕手が持てるような受け方を目指しましょう!そうしているうちに仕手も上手くなっていきます、というのは安藤先生のお言葉です。仕手は受けの、受けは仕手の事を考えてやったら良いのでは?

何かウンチクっぽくなってしまいましたが今回はこれまで。

吹上同好会 さいとう

妙に寒かったです・・・1/30吹上

2016年02月01日 | プロフィール

この日は前の日の夜からの冷え込みでめちゃめちゃ寒かった。通気口から冷気がぴゅーぴゅー出てきて風邪ひいてしまうかと思いました。結局、スイッチの操作で換気扇を止めることはできましたが、暑がりの私ですら寒かったのですからよっぽどのことです。


少年部はジュニア大会まであと2回しか稽古できません。最後の追い込みです。
でも、やり初めに比べたら声は出るようになったし、姿勢もよくなってきた。技のほうも悪くない。。。けど、指がだんだん縮こまってきたり、つま先の向きが怪しくなったりします。出場するからには優勝目指して頑張りましょう!ほかの道場の子たちも同じように頑張っています!最後まで気を抜かないで!!


面白い稽古方法!終末動作をしていたとき、おもむろにジム先生が用具倉庫へ・・・何をするのかと思えば、段ボール箱を持ってきました。何をするのかと思えば・・・・・


イメージの具現化!目からうろこです。子供たちもわかりやすかったと見えて、その後は少しフォームが良くなったと思います。

入会してまだ数か月の子も受け身をだいぶ覚えてきました。この調子で頑張りましょう。

入会する子もいれば卒業する子も。。。中学生になり学校のほうもだいぶ忙しくなってきて、そんな中でも頑張って出席してきたAちゃんがこの日で合気道を卒業・・・。小学生のうちから頑張って来ましたが、ここで一区切り。また合気道をやりたくなったら戻ってきてください。ドアはいつでも開いています。

最後に記念撮影。


変わって一般初級クラス。
いつも通り受け身はしっかり行いました。このクラスの皆さんは入会して1年ちょっと、という方が多いのですが、毎回の稽古で時間をしっかり取って受け身をされていますので、だいぶ身について来ています。この調子で続けていけばあと一年、二年後にはすごい状態になるのではないでしょうか。楽しみです!
肩持ち二カ条抑え(1)を立ち技、座り技で。崩し方も難しいし、締め方も難しいです。でも肩を効かすというのは、今後、レベルが上がるといろいろな技で出てきますし、合気道の技の基本的な要素でもあると思います。今回は「もう、何が何だか。。。」でも仕方ありませんが、心の片隅には「肩を効かす」というフレーズを留めておいてください。念ずれば通ず、ではありませんが意識が有ると無いとは大違いです。

一般部は受け身の後、体の変更を相対で。これもやり始めると止まらなくなりますね。完成までは程遠い。。。
技は肩持ち側面入り身投げ(2)、座り技横面打ち小手返し(1)。
肩持ちの技の中でも側面入り身投げは一瞬で肩の力が抜けてしまい、今まで一度も会心の投げはありません。。。そして今日も。なんだかなあ。。。
小手返しの受け身は飛躍で!と言われ、しかも膝は立てないで!と。どうすんの??と思っていましたら割と近い風にはできてなるほど!という感じでした。案ずるより産むがやすし。

吹上同好会 さいとう