合気道 明龍館 吹上同好会 Aikido MEIRYUKAN Fukiage

埼玉県北部の吹上で合気道の稽古を行っています。

梅は咲いたか 桜は?・・・3/18&19 吹上同好会

2017年03月20日 | プロフィール

 ハッピーマンデー導入後、三連休自体はそう珍しくも無くなって久しいですが、今回は久しぶりに「休んでる」感があります。

というのも、18日の土曜日こそ通常時間の稽古でしたが、日曜日はコスモスアリーナがイベントで使用できず井上先生の加須同好会にお邪魔しての稽古が午前中でしたので、その後はFREE〜〜。この時間を利用してYouTubeでいろいろな団体の演武をみて、来たる浦安演武大会の内容について構想を練っています。どんな内容にするかはジム先生の意向と各同好会の調整がありますのでなんとも言えませんが、皆さんがやってよかったと思えるような内容にできたらいいと思います。

さて、稽古の振り返りですが、18日はジム先生がさいたまの指導で不在、この日に浦安に審査を受けに行った二人を除いては皆、良い結果を以って審査終了しましたので、遊びの要素を含めた稽古内容にしました。
少年部は受け身、基本動作の後、片手持ち四方投げ1&2。New Comerの二人も無事に8級合格したし、次は技が入ってきます。その予習ということでの技のチョイス。いうまでもなく基本動作は大切なんですけれど、子供達はそればかりですと合気道をやってるんだか、スクワットをやってるんだか、おもしろくなーいってなってしまいます。技になるとそれなりに目の色、やる気の見え方が変わりますね。四方投げは最初に習う技ですけど合気道の要素が凝縮された技です。受けの方もきちんと受けを取りませんと頭を打ってしまいますのでそこもしっかりやりましょう。
技の後は護身の要素を取り入れての稽古。さっきやった四方投げの崩しを使った離脱法。片手を力一杯掴まれてもその手を外せるとわかった時の子供達の驚きの顔!!写真に撮っておきたいくらいでした。
もう一つは胸ぐらを掴まれて押された時の対応を呼吸投げの要素を使ってやりました。やって見せる前に「けんかで胸ぐらを掴まれたことがる人〜」と聞いたところ誰もいない。今時はそういうフィジカルなけんかはしないんだなあ〜と思っていましたら、一人の女の子がおずおずと手を挙げ「男子にやられた」と。それはいかんな〜。男子たるもの女子に対してそれはいかん。ということでそんな時には呼吸投げ。というより押された時に相手の目の前からいなくなろうということでやってみました。
最後に女の子の後ろに結わえた髪の毛や、後ろ襟を引っ張られた時の対応をやりたかったのですが時間が足らず消化不良。また次回にやりましょう。

一般初級クラスはマットを使っての受け身と基本動作から、この日の技は片手持ち二ケ条抑え1のみですがポイントをいくつか抜粋してやりました。振りかぶる時の臂力の養成の動き、締める時の肩をおろして脇から腰をロック、姿勢を正す、前進する時の膝の曲げ・腰の回転。この日のメンバーは審査ではこの技を経験していますが実はまだそれだけではないということを再認識していただけたと思います。また、今日やったことも私がお伝えできる範囲のものです。ジム先生、安藤先生の引き出しは底知れません。深いものでしょ?
遊び的にはフラフープやフリスビーをつかって腕の動きで相手を崩すことをやってみました。両手持ちに持ってもらって、フラフープを車のハンドルみたいにして回すと相手が嘘みたいに崩れます。ところが何も持たないとお互い手が動くばかりで何にも起こりません。両手の力のバランス、手を持たれた時の意識の問題だと思いますが、なんなんでしょうね。私も答えはわかりませんが、合気道らしくて面白いなと思います。

黒帯クラスは過去の演武内容をおおよそおさらいしてみました。すっかり脳みそから消え去っているものもありましたが、まあまあこれまで何をしてきたのか、を思い出しました。さて今年は何をしようかな〜。

あくる日曜日は加須同好会にお邪魔しての合同稽古。こちらは元気な男の子が多い少年部が非常に印象的なクラブです。吹上からはサクマがお父さんと一緒に参加です。畳が敷かれてからはもう運動会なのかなんなのか、カオス状態。それが整列になると黙って座るのですから大したものです。そんな中、女の子の多い吹上から参加のサクマは負けずに一生懸命やっていました。最後の体力づくりはもう少し頑張ろう。片手持ち呼吸投げ、座り技小手返しとか。
一般部は吹上から4名参加させてもらいました。片手綾持ち肘当て呼吸投げ。吹上でも肘当て呼吸投げはやりましたがその時と同じ指摘を受けてしまいましたね。まっすぐ前に投げるのではなく下に投げるイメージで。その他、肩持ち二ケ条などを行いました。
井上先生、お世話になりました。大勢でお邪魔して申し訳有りません。

今回も写真なしで失礼します。

最後にワンポイント「継続しよう」
実は今朝、浦安で審査を受けた二人が合格したとの知らせを受けました。明龍館全員合格です!!おめでとうございます。
そこで、ですが。審査稽古皆さん一生懸命やっていらっしゃって素晴らしかった!ぜひ、これを継続させていただきたいのです。ただし、審査稽古の時みたいな詰め込み、ハイスパート型の稽古ではなく、この技の成り立ちはどうなっているんだろう、どうやるんだろうと時間がない中、週末しか稽古もできないので仕方なく自分で考えられたと思います。ぜひその習慣を継続していただきたいと思います。教えてもらってないからわからない。終了〜。ではなく、あの技のアレとこの技のコレを合わせたらできるな〜とか、頭の体操をしましょう。DVDなども活用してスマートにやりましょう。そういうことを継続していたら審査前に詰め込まなくてもいいと思いますよ。
一般部は体をいじめるのはほどほどに。

吹上同好会 さいとう


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