生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

価値あるみどり アファンの森

2021-07-05 07:53:00 | ココだけの心地良さ
【心地良いみどり 1740】

いつもありがとうございます。

「街ナカみどり伝道師」のryu garden です。

「このみどりの空間、いいなぁ」と

ココロが震えた、感動した、安らいだ、
リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ。
………………………………………………
自然活動家であり、勇魚など
多くの著書がある C.Wニコルさんの環境の作品である
アファンの森を訪問してきました。

ここから森の再生が始まった
入り口には、調和する石が看板がわりと
なっています。




以前は放置されて、
真っ暗でヤブだらけだった森を

少しづつ、木を選んで抜き取りして
林床に光が届くようにと

環境を変えて
多くの生き物を育む場所に
してきたそうです。





流れやため池など水景の復元、
フクロウなど翼を広げて飛べるような
木の間隔など、

多様な生き物が暮らせる森と
なっています。





森が多くの生き物を育む
証を見つけました。


木の幹には熊の爪痕が残されています。
この森では当たり前のようです。





こちらは子熊が木を登る練習の際に
残した爪痕だそうで。

可愛らしいですね。
でも、森のなかでは会いたくないけど…





ニコルさんは、森となって
今もこの森を育んでいます。

暮石には、

ここに座って、森を感じてください

と遺書が刻まれていました。

みどりは人と人
人と生き物、人と環境をつなぐ
コミュニケーションであり、

ニコルさんは亡くなっても
生前と同じことをしているのだな

とココロ震えましたね。

この周りの森はニコルさんが
大好きな場所であったそうです。







木漏れ日さす美しい森は
人の手が入り、活かされているみどり。

ここを手がけ
環境、人つくりを実践されてきた

ニコルさんの凄さが見える森です。