音楽をテーマにした映画を良く観ます。
今日観た映画「奇跡のシンホニー」は映画館では観ていませんでしたが、6月にNHK―BSで放送したのを録画しておいたので、TVではなく120インチスクリーンで流れる音楽も楽しみながら鑑賞しました。
ストーリーの中に占める音楽がとても良い映画でした。
家族という太い絆が音楽で結ばれていると言う映画でした。
養護施設に預けられて11年になる少年が、顔も名前も知らない両親を探しに施設を飛び出し、両親とは心に聞こえてくる音を通じてつながっていると信じ、色々な人たちに助けられながら。
途切れなく流れるメロディー。演奏場面ではクラシック、ゴスペル、ギター、ロック、パイプオルガンが。
ラストのコンサートシーンは、主人公の少年が作曲した自然の音や、そして前衛的なサウンドから、やがて調和の取れたシンフォニーが奏でられる場面でウルウルしてしまう。
ストーリーと音楽の持つ魅力に引き込まれていきます。
音楽と云うものの素晴らしさを、しみじみ感じる映画です。
『奇跡のシンフォニー』日本版劇場予告編