タイトル名で印象がイマイチなのは残念な映画「逢いびき」を観ました。
第1回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた名作です。
80年前の1945年製作、デヴィッド・リーン監督、主演、シリア・ジョンソン、トレヴァー・ハワードのイギリス映画作品です。
映画の全編に流れる「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」が好きなこともあり、DVDを購入し度々見てしまう映画の一つです。
YouTubeで全編公開しています。
逢びき (1945) Brief Encounter / 日本語字幕
ストーリーは、互いに配偶者を持つ身でありながら道ならぬ恋に惑う男女の出会いと別れを描いた作品です。
中年の男女の不倫の恋なのだが、妻の様子に気がついていた夫が、ラストシーンでヒロインにかけるセリフ「帰って来てくれてありがとう」は名場面中の名場面で、これで良かったよかったと思える、この名セリフがそれまでのモヤツキを消し去って救われます。
そして、この映画が白黒だからこその陰影の美しさが映え、映像美溢れる作品でもあります。
最初からラストまで「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」が時々流れてきます。特に第2楽章のメロディは、許されない関係にある男女の胸の内を強調し切なさを感じます。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 第2楽章
「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」は映画「旅愁」や「七年目の浮気」でも使われています。クラシック音楽の枠を越えて人気を得ている曲です。