桜の見頃な週末だというのに、関東は天気が悪く、当地方は午前中まで弱い雨でした。
午後からは、花曇りの雲に覆われたまま。
花見の計画が明日もあるのに、残念なことに回復する気配はなさそうです。
そんな天気で、今日の桜廻り予定も中止に。
いつものごとく、ネットラジオを聴きながらの一日でした。
音楽番組を聴いていると、思わぬ曲にめぐり合うことがあります。
今週からスタートしたNHK‐FM「クラシックの庭」の放送で流れたレスピーギの組曲「鳥」がそれでした。
四種類の鳥の鳴き声や姿態を楽器がリアルに、そしてユーモラスに描写した組曲です。
それぞれの曲には、鳥の特徴や性格が反映されています。
たとえば、鳩の曲は優しくてロマンチックな雰囲気だったり、カッコウは陽気でユーモラスだったり。
前奏曲になんとなく「春が来た、春が来た」に似たフレーズが何度か登場します。
それが、なんとも春らしさを感じさせます。
ちなみにその後の「何処に来た」までのフレーズはありませんけど・・ね。
楽器が奏でる鳴き声に、これだと思いながら聴いてみると楽しいですよ。
是非聴いてみてください。
- Preludio (前奏曲) (00:05)
- La colomba (鳩) (03:10)
- La gallina (めんどり) (07:32)
- L'usignuolo (夜鳴きうぐいす・ナイチンゲール) (10:29)
- Il cucù (カッコウ) (14:10)
レスピーギ 組曲「鳥」