公園を散歩していたら、何匹ものトンボが、2匹くっついて飛んでいたのでパチリ。
画像をよく見ると、尻尾を頭に乗っけて一緒に飛んでいる。
なんなのこの連結は、と思い調べてみました。
交尾を終えて産卵に向かうが、この時、もしもオスとメスが離れ離れになったら、メスは他のオスと交尾することもあるので、それを防ぐための連結行動でした。
交尾の後に別のオスと交尾したら、メスの体の中から、前に交尾したオスの精子を掻き出して捨てるなどして、自分の精子のみが受精できるようにするらしい。
つまり、オスにとっては、交尾の後、産卵まで同行しないと、自分の子孫を残してもらえないので、交尾の後も連結して移動し、産卵までオスはメスの頭部をしっかり捕まえて離れないようにしているわけだ。
なるほど納得。
こうした連結行動は、完全にオスの都合で行われているということです。
落ち葉を踏みしめると、さくさくと秋の音を感じながらの公園散歩でした。