映画『二人のマエストロ』鑑賞に Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下へ
8月18日、上映初日に観た千葉の友人に進められていた作品で、そろそろ混雑することも無いだろうと今日。
渋谷は、新型コロナ前にオーチャードホールのコンサート以来だから4年ぶり。
USシネマとかMOVIXシネマ、シネプレックなどの系列映画館が自宅周辺にあるが、
音楽をテーマにしたものは、ほとんど上映することはなく取り上げない。
観客数のことからなんだろうが、まして、クラシックとなるとなおさらのこと。
観たければ、都内で上映する映画館を探して出かけるしかない。
女性初の指揮者「レディ・マエストロ」や世界最高峰のテノール歌手アンドレア・ボチェッリの「奇跡のテノール」などわざわざ都心に足を運んだ。
映画のタイトルは『二人のマエストロ』
パリの華やかなクラシック音楽界が舞台です。
親と子が、オーケストラ指揮者という同じ職業ゆえ、お互いがライバル。
1本の最悪な間違い電話が、その誤報で親子に不協和音を引き起こす。
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やがて、それがきっかけで、互いの心に向き合うことになる。
不揃いな家族だが、最後はハッピーに。
まだ上映中なので、それ以上のことはネタバレになるので・・・・。
音楽シーンも見どころ
劇場の音質も良かった。
ブラームス「間奏曲第7番」/ベートーヴェン「交響曲第9番」/ラフマニノフ「ヴォカリーズ」/ドヴォルザーク「母が教えてくれた歌」/カッチーニの「アベマリア」/モーツァルト「ヴァイオリン協奏曲第5番」/モーツァルト「フィガロの結婚 序曲」・シューベルト「セレナーデ」 などが登場します。
小澤征爾が、カッチーニのアベマリアを指揮するビデオが流れるシーンも。
ラストに、モーツァルトの「フィガロの結婚 序曲」を親子二人で指揮する。
そんなことはあり得ないことだが、このシーンだけはウルウルさせる。
クラシック音楽界が舞台となっているので、音楽好きの方だと興味を持って観られますよ。
素敵な映画です。
『ふたりのマエストロ』本予告