近所にお茶の生垣があり、椿に似た小さな白い花が咲いています。
その小さな花びらの中心に、溢れんばかりの黄色いオシベを抱え込んでいるですね。
朝晩は肌寒さを感じるが、まだ日中は夏日を記録し汗ばむほど。
8日は立冬だし、冬はそこまで来ているのに。
秋が進んでいます。
各地のみなさんのブログで、素晴らしい紅葉の写真を楽しませてもらっています。
“奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき”
百人一首でもおなじみの猿丸太夫の歌と言われていますが
猿丸太夫は伝説的な人物とも?。
今頃になるとニホンシカは繁殖期なので、それまでメスの群れとは別に生活していたオスたちが、甲高い声でメスにアピールする時期だそうです。
鹿笛と言う季語があり、鹿の妻恋の声は、哀愁さえ漂う秋風情なのだそうだ。
聞いたことはないが、遠くピィーという透き通った鳴き声が聞こえてくるらしい。
奈良公園では鹿の恋の季節(発情期)だから、オス鹿には近寄らないように注意を呼びかけているそうです。
すでに11月ですが、花札の10月は秋のもみじと鹿でした。
相手を無視する行為をシカトすると言いますが、このシカトは花札の10月の絵柄「鹿の十(しかのとお)」が略されたのが由来だそうだ。
使いたくない言葉ですね。