初詣は近くの女化(おなばけ)神社へ。
地鎮祭をお願いして以来、この神社が初詣の場所に。
珍しい名前の神社です。
同地に古くから伝わる「狐女房の伝説」があり、女に化けたキツネに由来するものです。
命を助けられた白キツネが、助けた男に嫁いで恩返しをしたことから名が付いたそうです。
〇〇の恩返しというのは全国にもある話ですが、これもそのうちの一つですね。
社殿の手前には、狛犬の代わりに狐像が。
「狐女房の伝説」をモチーフに作られ、三匹の子連れという全国的にも珍しいものです。
昔は、正月の間は死の穢れれを嫌って寺への初詣はしなかったと聞く。
今はそんなことはなく、除夜の鐘を聞きそのまま初詣をすることも多いでしょう。
女化神社から、菩提樹の薬師寺にまわり、墓前と寺への初参りをしてきました。
鐘楼にあがり、鐘をつかせてもらった。
撞木(しゅもく)と呼ばれる木製の道具で三振り目に撞き鳴らすと、「グォ~ン」と重く余韻のある音が体に心に響き渡り、心身が浄化されます。
荘厳な響きと余韻は和鐘ならではですね。
初詣と初参りでした。