4年前の2018年4月の診療報酬改定に盛り込まれた、かかりつけ医制度が実施になった年のこと。
毎年総合病院でインフルインザワクチンを接種していた。
その年はワクチン不足で、いつもの総合病院も何時接種ができるのかわからない年でした。
そこで、町医者で接種できればと問い合わせてみた。
ところが、町医者もワクチン不足は同じ、かかりつけ患者以外は断っていると返答が。
他の二つの町医者にも問い合わせてみたが、口裏を合わせているように同じ返答が。
年一度の人間ドックを受けに総合病院へ行くだけで、歯医者以外は医者通いをすることが無かったから、かかりつけ医の診察カードを持っていなかった。
診療制度の改訂で、これからはかかりつけ医の診察カードを持たないと大変だと気がつき、体調が悪いところも無かったが町医者へ。
それも、自宅から歩いて一番近いクリニックを選んで行ってみた。
診察を受ける前に渡された用紙に「どうされましたか」とか、「その症状は」などを書き込む欄があったが、特にないので思いつきだが「時々めまいがする」「尿の色が濃い」などと適当なことを記入。
はっきり言えば仮病ですね。
こんなことをしちゃいけないのでしょうが、この時は真剣に町医者を作る一心でしたから許してもらえるでしょう。
それで診察を受けたら血圧測定で上が148。
自宅で時々測った時は130台なのに、何故かこの時は高かった。
仮病だったから、測定するときに多少気持ちが落ち着かなかったからなのでしょう。
それが数字にでたのかも。
医師から、少し高いので1か月間測定するようにと記録ノートを渡され、再来院することになった。
血液も尿検査も特段異状もなく。
そして、めでたく診察カードを手に入れました。
1ヶ月後、毎日朝夕の2回測定記録したノートを持参し診察を。
やはり血圧が130台だから問題なしに。
高齢だから体調の変化には気を配ること等、注意点を書いたものを渡され説明を受けた。
私から、できれば2ヶ月程度の間隔で血液と尿の検査だけでもお願いしたいと言ってみたら、医師はそれではそうしましょうということに。
それ以来2ヶ月おきにこの町医者に通いはじめて、今日でまる4年。
今年もインフルインザの予防接種を10月早々この町医者で済ませた。
今日は、2ヶ月に一度の診察日でした。
毎回、血液と尿検査、血圧、体重測定が決まりごと。
何も治療することもなく、処方される薬もないので、一通りを1時間半程度で終えて帰宅。
今のところ処方箋をもらうようなことも無く、年齢それなりの健康であることがありがたいです。
仮病から始まった、2ヶ月に一度の私の健康管理でもあるかかりつけ医者通いのことでした。
最近、腰の筋を痛めて整形外科医院の診察カードが一枚増えました。