「ほんとにいい人ね いい人はいいね」
と妻が書いたメモが夏目漱石「こころ」の本に挟んでありました。
妻は栞(しおり)に使っていたのでしょう。
誰かの詩集から書き留めたのか、それとも妻の一言なのか?
徒然草の第五十六段で、吉田兼好が人間を“品格”の観点から3つに別けているところがあったのを思い出します。
それには “よき人”、“つぎざまの人、“よからぬ人”とあります。
栞を見て妻に話しかけました。
ず~と 私は“よき人”たちに囲まれていますよ。と
「いい人はいいね」ほんとにありがたいことです。
兄弟旅行で訪れた水族館のエイ
愛嬌のある顔だと思ったら、これはお腹にある耳だそうです。