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今日の記憶を一言半句

双幹桜になった記念樹

植樹したソメイヨシノが15年に。

そのさくらの手入れをしに運動公園へ。

 

桜切るバカ梅切らぬバカと言われるが、絡み枝の3本が大きくなってきたので、この枝を選定。

適切な方法であれば選定も大丈夫と聞き、指導を受けたやりかたを。

ノコギリをトーチランプで焼いて滅菌し、切り口には殺菌と防腐止め薬を塗布して完了です。

 

このソメイヨシノ桜は、2008年市が総合運動公園に桜の名所にしようと、桜のオーナーを募集したとき、妻が応募して採用され、2人で植樹したものです。

市民のmy桜として200本を植樹。

私たちが、この年に住所を今の場所に移したのを記念したものです。

 

植樹した後はそれぞれのオーナーが自分で管理することが条件でしたから、8年間は年4回の除草と施肥を2回続けてきた。

その後は3ヶ月に一度、周りの除草など続けています。

 

その甲斐があり、同じ日に植樹した200本のなかでも、トップクラスの成長です。

 

植樹してから4年後に、この桜が大きく変化した。

1本だった幹が、根際からあと一本の枝が伸びはじめて2本になり、今は左右とも変わらぬ太さになった。

成長するのを見て、二人で植えたから「双幹桜」になってくれたのだと大喜びした。

2014年にはじめて開花、それを妻は愛でることができた。

 

市が木製のオーナー氏名プレートを立ててくれたが、数年で腐ったのを契機に、石材店にお願いし、桜色の大理石で夫婦の氏名を刻印したプレートを造り、根元に布置した。

 

もし、私があちらに逝ったにしても、このプレートは桜が生存するかぎり、根元に二人の名を永く残してくれることでしょう。

 

いま蕾は休眠に入っています。

来春が待ち遠しい。

 

これは2022年今年の桜です。

 

 

 

 

 

 

コメント一覧

ryu19518
ありがとうございます。
立派な大樹になるまで、この桜を見守っていきたいと頑張っています。
かりんとう
桜に纏わる素敵なエピソードをありがとうございました。
いいお話でした。
春にはまたきれいな花で楽しませてくれることでしょうね。
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