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今日の記憶を一言半句

秋草の代表は

秋の七草のトップにあげられたのは萩ですね。

りんご園の隣の里山に山萩がちょうど見ごろです。

 

 

万葉集の中に、植物で一番読まれているのが萩で140首。

これは最も多くナンバーワンです。

万葉集の時代には、萩は古い株から芽が出るので「生え芽」と読んでいたと言います。

 

萩の異名で「月見草」があり、古来の人々は萩と月の取り合わせを楽しんだものらしい。

それに、ひっそりと赤紫や白の花を付け、秋の訪れを知らせてくれるので「秋知草」の古名もあります。

 

近くで見ると、赤紫の花びらが蝶の形をしていて可愛らしい。

 

 

ところで

花札に萩は7月でしたね。

萩は鹿との組み合わせも有名だったそうだが、なぜ猪が選ばれたのか?

 

 

それは、昔から萩の別名が「臥す猪の床(ふすゐのとこ)」と言い、猪の寝床でもあるそう。

凶暴な猪も萩を寝床に身を休める、つまり荒々しいものが身を休めることから

「天下泰平」を表す組み合わせとして、和歌や絵の構図として用いられと言うことです。

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