先輩に誘われた事が始まりで、よく足をはこんだ珈琲店を思い出す。
その店はJR桜木町駅前から国道16号を渡りすぐの場所にあった。
当時50歳ぐらいの男性と20歳前後の女性の2人がやっていた。
おそらく親子だったのでしょう。
サイホンで淹れる本格的な珈琲は、この珈琲店が初めてでした。
ドアを開けると珈琲特有の芳醇な香りが漂う、小さくて暗く窮屈な店だったが、珈琲の美味しさを教えてくれた。
店に入るのが退社後だから、何時もサラリーマンで一杯でした。
昭和43~4年頃だと記憶しているが、桜木町駅前の開発で大型ビル建設のため、3坪ほどの飲食店が100店以上ひしめき合っていた桜木町デパートやこの珈琲店は取り壊され閉店してしまった。
店の名前を思い出せないが、私の珈琲好きはここが始まりでした。
ちなみに、キーコーヒーや三本珈琲など珈琲メーカーは横浜が発祥の地で、この店の近くにありました。