コンサートの開演まで1時間半もあったので、涼しくもありカラヤン広場のテーブルで、時間つぶしにスマホに書き記したことですが。
森ビルが、都市開発の先駆けとして東京都港区赤坂一丁目にアークヒルズが完成し、サントリーホールが、そのアークヒルズの一画に1986年10月12日に開館しました。
アークヒルズが完成した当時の高層ビルと言えば、アークヒルズの中心になるツインタワーと隣のANAホテルだけでした。
周辺で高い建物といえば、首都高速を挟んだNTTのアンテナが建つビルが一番でしたが、今はそのアンテナビルは周りの高層ビルに埋もれてしまっています。
地下鉄溜池山王駅や六本木一丁目駅は無かったので、サントリーホールには地下鉄六本木駅かJR新橋駅前からバスを利用していました。
当時、夜のコンサート終演後に六本木駅に向かう途中の六本木通りのことですが。
沿道には、アメリカナイズされた華やかな店やディスコの前に、お兄ちゃんたちが乗り付けた高級車がズラーと並び、おねいちゃんたちを誘うアッシー君の車の行列で、六本木は若者であふれかえっていた。
丁度バブル期真っ只中の時期でしたからね。
サントリーホールの隣がTV朝日でした。夜の終演後に前を通ると、久米宏のニュースステーション前の準備に忙しそうな光景が大きなガラス越しに見えたりしました。
アークヒルズの次に開発されたのが六本木ヒルズでした。その時にTV朝日は六本木ヒルズの隣に移っています。
ここだけではなく、都内の各地で都市開発が進み、街並みは大きく変貌しています。
30年以上前にサントリーホールが出来た頃と、周辺は大きく変わっているなと感じた1時間あまりの回顧のひと時でした。