サラリーマン時代に妻のKさんがプレゼントしてくれた腕時計を思い出して取り出してみた。
退職後に時計屋さんで分解掃除をしてもらって仕舞いこんだままでした。
退職後の時刻は、折りたたみ式携帯の頃から時計がわりにしているので腕時計を必要としなかったから、とっくに電池の寿命が切れて動くこともなく、あれから20年以上もケースの中で休眠中でした。
電池式クォーツ(水晶)時計なので、1秒間に数万回の振動数を水晶振動で動かします。
今のデジタル式クオーツはモーターも歯車も使っていませんが、この腕時計には歯車がいくつもあり、電池と水晶で動かすいわゆるアナログな時計です。
ショッピングモールの時計屋さんに持ち込んで、電池交換で動くか診断してもらいました。
30分ほど時間がかかったが、結果は電池交換で正常に動いていると太鼓判を押してくれました。
20年以上ぶりに活気をとり戻し、時を刻み始めた時計を見たら、鼻の奥がツ~ンときたね。
これからは止まることなく時を刻み続けてくれるように、出掛ける時には必ず使うことにします。
腕時計の復活に、Kさんもさぞかし喜んでいるでしょう。