元高校教師のブログ[since2007/06/27]

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高齢者の親知らず抜歯は困難な手術

2015-12-17 10:49:41 | 健康

 二ヶ月以上前から、2日置きくらいに近所の歯医者に通っている。頑丈な奥歯の付け根に深い穴が出来ていて、歯磨きでは採れないから、そこが永続的に化膿する。その洗浄や消毒に通うのだ。根本的な治療には、下に入り込んでいる親知らずを抜かねばならないと言われた。だが、身体の神経に限りなく近いので、手術は危険が伴うという。

 私の動脈硬化は進んでおり、実年齢をはるかに超えていて、心臓の血管年齢は90歳近くだと言われた。つまり、心臓のパイプは70%塞がり、断面が残り30%の細い血管になっている。75%に進んだら手術と言われている。そういう状況で麻酔手術を行うのは危険を伴うのだろう。

 近くのクリニックから手術専門の鎌ヶ谷総合病院(歯科口腔外科)を紹介してもらった。それが一ヶ月前だ。すぐ手術してもらえると思ったら大間違い。なかなか、やってもらえない。その間、私の体調など、手術してよいものか、慎重に様子を見ていたのだろう。あるときは、ランニングマシーンを使って、走らされた。私の身体が、その機具に付いて行けるかどうか、テストしたらしい。また、私の使用している心臓や緑内障の薬との合い性なども調べたらしい。 そして、ようやく一ヵ月後にGOサインが出た。

 さて、去る14日に入院手術を実施したが、その前に、同意書を書かされた。提出してしまったので手元には無いが、そこには麻酔手術に関する危険性がいろいろ書かれてあったが、全て執刀医に任せるという内容であった。

 例えば、手術の各段階で、次の処置に進んでいいかどうか、こちらの意思を確認する項目がある。5段階くらいあったと記憶している。最終段階では、心肺停止になった場合、それでも上に跨り心臓を押し続ける行為をしてもいいかどうか。「いや、そこまではしなくて結構です」という意思選択もあり、私の場合は、麻酔から目覚めなかったら、そこまで、と覚悟はしていて、近親者にはそう伝えていた。これは安楽死なのだ。80歳まで生きれば、もういいだろう。この世に、もう未練は無い。

 結果的に、麻酔から目覚めたら手術は終わっていた。
すぐ退院という訳にはいかない。その日は、麻酔の影響で、頭がボーっとしていて、思うように歩けない。転びそうだ。翌日の午後に我家に戻ってきたが、手術の後遺症で、ほとんど口が開かず、食パンでも自由に食べられない。無理に口を開けようとすると痛むのだ。

※上記に載せた書類は3通とも、鎌ヶ谷総合病院・歯科口腔外科で渡されたものの
  コピーです。

 ということで、1週間ぐらいは影響が続くと言われている。現在、右の頬が脹れ上っていて痛い。よって、食べ物も流動食にしている。10日間ぐらいは酒もキムチもダメ。長湯やハイキングもダメとのことだ。歯を磨くのも苦労している。 

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