小松寺の紅葉と八犬伝発祥の地
日時;2008-12-2
天気;曇り後小雨
行動;マイカー ※前日同様、この日も道路は空いていて、どこも渋滞
知らずであった。
小松寺の紅葉
JR千倉駅前から187号を選び、一キロ強北上すると信号があって左に188号を選ぶ。2.5キロくらい走ると道路左手に小松寺への標識が出る。そこを進めば自然と境内に入る。駐車は境内適当に選べばよい。京都と違って拝観料などはない。最近は観光バスも来るようだ。
境内は鬱蒼としていて、自然が巧みに生かされている。なるほど、紅葉の名所だけのことはある。
里見八犬伝発祥の地
館山市内の127号から館山高校の信号から88号を選ぶ。道路幅はそんなにない。「道の駅三芳村」から2k強走ると左手に滝田神社が現れ、そのすぐ先のバス停・小倉商店前で、(滝田城址へと導く)左に入る案内標識が現れる。(これに気づかず88号を進むと、600m先の郵便局まで行ってしまう。)農道のような山道を、道なりに登って行くと狭い駐車場とトイレがある。
案内板を読んでから、車を置いて、山道・尾根道を約20分登って行くと、犬に跨る伏姫像のある頂に出る。ここには見晴台を兼ねた櫓があるが、ここから更に200m奥に登った所が滝田城のあった場所で、鉄塔が立っているが見晴らしは良い。ここが南総里見八犬伝発祥の地である。
伏姫像。この台座下には八つの玉が散りばめられている。
山頂241メートルで
滝田城跡の山頂からの眺め
伏姫篭穴(ろうけつ)
88号を2.5k北上し、ガソリンスタンドのあるY字を左の258号を選び、岩井海岸方面へ向う。3k強走ると前方に高速道路が見えてくる。その少し手前で、右手に入る「伏姫篭穴」案内表示が出る。そこを選ぶと富山中の前を通過した頃から道は林道のように、山中に入って心細くなるが、最後に「伏姫篭穴」に続く門前に出、駐車スペースとトイレがある。なお、冨山へはここが登山口となる。
そこからきつい坂を登ってやっと「伏姫篭穴」の前に出ても、カギのかかった門塀が塞いでいて、洞窟には近づけない。すぐ前の休憩所には、もっともらしい説明板があるが、もっと詳しい伝説が知りたいし、洞窟の中を覗けないのはがっかりだ。
なお、市川真間山の弘法寺には「伏姫桜」が春には見事な花を咲かせ、近くには里見公園がある。
伏姫籠穴へ到る門
そこから国道127号に出、「道の駅きょなん」の先にある「ばんや」で昼食と思ったが、火曜日は定休と知ってがっかり。やむなく高速に乗って、市原SAで定食をとり、雨の中を京葉道路を走って帰宅した。