元高校教師のブログ[since2007/06/27]

地元仲間とのウォーキング、ハイキング、サイクリング、旅行の写真入報告。エッセイや意見も。

手賀沼の南・藁葺き屋根の教会を観に行く

2014-11-09 15:04:44 | ウォーキング

 昨日は天候がすぐれず、ハイキングを止めて、仲間と手賀地方のウオーキングに出掛けた。

日時;2014-11-08
天気;曇り
同行者;鎌ヶ谷ハイク&ウォークの会、メンバー7人
カメラ;ニコンのコンパクトデジカメ・COOLPIX S6600

往きのバス(白井市循環バス);新鎌ヶ谷駅(8:45)----(9:25)白井市役所(9:40)
       ---(10:21)今井ゲートボール入口
帰りのバス(東武バス);手賀農協前(14:32)----(?)柏駅{→鎌ヶ谷}

徒歩コースとタイム;約7キロ(*→トイレ)
  バス停(10:25)→今井の桜並木→県道282号→立派な民家→(11:00)八幡社(11:05)→バス停・手賀→(11:30)[新]手賀教会(11:45)→ガソリンスタンド→(1:55)
[旧]茅葺教会*(12:10)→(12:40)南蔵院(12:45)→手賀沼霊園→(12:50)北ノ作古墳群(12:55)→手賀の丘公園・(13:10)どんぐりの家*(14:00)→(14:20)バス停・手賀農協前{(14:32)→柏駅}

※以下の地図は、GPS logger "m-241" の軌跡をカシミール3Dの地図に読み込ませ、
ソフトの「ペイント」で上書きして作成したものです。右側が隠れている場合は、最下段の
バーを右にスライドすると、隠れている部分が見えてきます。

 

交通量の多い県道282号を(上記地図で)左手に入ると、豪華な民家に出会います。
多分、屋根は全部銅葺きでしょう。


田舎の神社は現在は境内が削られて僅かしか残っていない所が多い。だが、八幡様の
本堂に出るには広大な境内の森を歩いて行くことになる。

[新]手賀教会堂---次に向かう茅葺きの教会が、[旧]手賀教会堂である。
茅葺きのは、民家を改修した臨時の教会だったので、こちらに教会を移したのであろう。
だが、普段は、中には入れない。丁度、山の薪を集めている人がいたので、
教会のことを訊ねると、中を見せてもよい、と言われた。鍵を持ってきて扉を開けてくれた
人は、多分、信者なのであろう。よかった、中を案内してくれ、いろいろとお話を伺った。
現在、信者は8名なので、(もっとも、この集落には8軒しかないとのこと)月に1回、(確か、第4土曜日)集会を持つだけで、普段は閉鎖しているということだった。

  
神田のニコライ堂系の教会だそうだ。     キリストの足元に注目。他の宗派と異なり、
           斜めの板がある。向かって左が天国を、右が地獄を指しているとのこと。
           下の二人は誰か?調べてみてください。なるほど----の謂われです。 

南蔵院前の民家--屋根に注目 

[旧]手賀教会堂--手賀地方は、ここから布教がスタートした。

普段は閉まっているが、土日は開けていて、(多分ヴォランティアの)人が案内をしてくれる。
集合写真も撮ってくれた。 

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(現柏市)(沼南町史編さん委員会 『沼南風土記』 1981年、沼南町教育委員会 『沼南の歴史をあるく』 1990年) よりコピーしました。↓

旧手賀教会堂の概要

明治6年、信教の自由が交付されるとともに、ニコライ大司教により日本ハリストス正教会の布教活動が北海道函館より始まりました。 千葉県には明治8年法典(船橋市)、同10年大森・船穂(印西市)、布佐(我孫子市)にそれぞれ教会が設置されました。
大森教会での布教を知った手賀、布瀬地区の人々は、明治12年に教会を創立し活動をはじめ、同16年に教会堂を設置しました。 これが現在の旧手賀教会堂で、明治30年頃聖堂部分が増築されています。
旧手賀教会堂は、首都圏近郊では現存する最古の教会堂となっています。

手賀教会堂聖画の概要

機密の晩餐
茨城県笠間市出身の明治期の女流作家として高い評価を受ける山下りんの描いたもので、新手賀教会堂に掲げられており、通常は拝観できません。
 
至聖生神女(マリア)主全能者(キリスト)
聖画は日本ハリストス正教会でイコンと呼ばれるもので、主全能者(キリスト)、至聖生神女(マリア)、機密の晩餐の3点です。
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