いつものことだが、天気予報がいい加減だ。数日前の予報だと、29日が曇り時々
雨で30日は曇り、と報じていた。それで、実施日を30日に変更した。ところが、28日の昼頃、それが逆転した。つまり、木曜日が曇りになり、金曜日は曇り時々雨に変わった。実際、木曜日は雨が降らなかった。
いい加減、腹がたった。木曜日発の各予報は、金曜日は曇り時々小雨だが、降る時間帯は各社まちまち。それでも、ええいとばかり、雨合羽用意で30日に決行した。
◎ 6/30(金) <河村城址から洒水(しゃすい)の滝>--弁当不要
徒歩;3時間(7キロ)。交通費;船橋駅から往復3,040円。
同行者;鎌ヶ谷ハイク&ウォークの会、メンバー(鎌ヶ谷・津田沼・船橋)
電車;鎌ヶ谷(5:56)--(6:06)船橋(6:19)--[各駅]--(7:06)新宿(7:16)--[急行
小田原行き]--(8:39)新松田→松田(8:47)--[JR御殿場線]--(8:56)山北
実際、当地の天気は、時々小雨がぱらついたが、それでも、雨合羽を着ないで済む程度だった。
徒歩コースとタイム--我々は高齢者で、しかも森林浴を楽しみながら歩き、ベンチに出会うとやたらと腰を下ろして話し込んだりしたので、タイムは当てにならないです。
山北駅前観光案内所(9:15)→健康福祉センター→盛翁寺→トイレ→姫井戸跡→(10:20)本丸→蔵郭→本丸(10:30)→兎像の分岐→(10:50)日向里分岐→みかん畑→日向遊歩道→高瀬橋→滝沢川の橋→バス停・洒水の滝入口→みっちゃん食堂→川沿い遊歩道→農産物直売所→名水百選の碑→(11:45)洒水の滝直前・朱塗りの橋(ここから先は通行止め)→最勝寺→(12:20)みっちゃん食堂[昼食](13:15)→日向の里・河村城址への分岐→兎像の分岐→北郭→富士遠望所→「ルートマップ」看板のある場所→鉄道公園→(15:00)山北駅(15:15)→(帰りの電車)
カシミール3Dの地図+GPS logger 'm-241' +(ソフト)ペイントによる上書きで作成。
上記⑩番「現在地」にある看板を写したもの。
地図上②の箇所--セラピーコースに入る。
本丸近くの「お姫井戸」
秀吉軍による小田原城陥落により、北条方のこちらの城も落城に至る。
その際、城主の姫が身を投げたと言われている井戸の前にある碑。
ここからすぐ先には山百合の蕾が沢山見られた。10日もすれば、見事に咲き揃う
であろう。
本丸のすぐ手前にある山百合の蕾(10日後くらいが見ごろか?)
本丸に立つ河村城址碑
本丸広場で---この辺りの丘陵上に笠のようにボッチがにょきにょき突き出ている。
その上部平坦部が郭と言われている部分。
蔵郭も広々とした平地だ。後ろの図は↓
地図上②辺り---森林浴の小道。標高200mそこそこだが、気温も下界より2度くらい
低いだろう。
地図で③。兎の分岐。左は洒水の滝方面、右は北郭から富士遠望地に至る。
③と④の中間辺り。
地図上④。林道に出るすぐ手前の、山道が終わる場所で。
⑤辺り、民家が出てきた。
⑥にある標識。左手から降りてきた。
⑥から車道に出たが、それを利用せず、酒匂(さかわ)川が流れる南の田園地帯を歩く。以下、酒匂川に架かる高瀬橋の少し手前まで、素晴らしい道だ。
残雪の北アルプスとは比べようもないが、地図上、緑で囲ったあたりは、安曇野の雰囲気を醸し出している。とても、気に入った里だ。
側溝を清らかな水が流れ、双体の道祖神などにも出会える。
ここで、田園風景と分かれ、洒水の滝目指して車道を往く。
酒匂川に架かる高瀬橋の上から釣り人たちを眺める。
洒水の滝 には、若いころ1度訪れたことがある。だが、もう50年くらい昔なので、
道すじは全く覚えていない。もっとも、知らない道路や建物も沢山できたであろう。
みっちゃん食堂の脇から川沿いに遊歩道が洒水の滝まで続く。このアプローチ、
思っていたより長い。
この赤い橋は封鎖されていて、滝の落ち口まで行けなくなっていた。崖崩れなどあったのだろう。
帰りは同じ道を戻り、兎像のある分岐点から北郭方面へと入った。途中でベンチに座り、おしゃべりをしながら、思う存分、森林浴を楽しんだ。
その後、富士遠望所を通り、御殿場線の線路脇を鉄道公園まで歩き、最後に山北駅に着いたのは丁度午後3時であった。