●忍者
◆撒菱(まきびし)http://urx.nu/8M4y
忍者が用いる道具のひとつ。逃げる途中にばら撒くことで追手に怪我を負わせる、またはそれを踏まないようにするために追手の速度を落とさせる効果がある。撒蔆、撒芰とも表記される。
もともとは水草であるヒシの実を乾かしたものを使用した。菱の実、あるいはそれを模したものも三角錐の形状をしており、基本的にどのように置かれても、刺が上を向くようになり、追っ手の足を傷つけるように出来ている。木や竹から削りだした物もある。鉄製のものをイメージしがちだが、使い捨ての道具としては重く、かつ、高価で持ち運びに不便であるため、個人の使用には向かない。菱の実を使用するものは天然菱、木製のものは木菱、鉄製のものは鉄菱と呼ばれる。
持ち運びの際には竹筒に入れるのが一般的である。こうしておくと振付けるようにして敵の顔面に投げつけ、武器として使うことも可能であった。
◆ヒシ(菱 Trapa japonica)http://urx.nu/8M4x
ヒシ科の一年草の水草。池沼に生え、種子は食される。
葉は菱形で水面に放射状に広がり、葉柄はふくらんで内部がスポンジ状の浮きとなる。その点でホテイアオイに似るが、水面から葉を持ち上げることはない。また、完全な浮き草ではなく、長い茎が池の底に続いている。
花は両性花で、花びらは白く、葉のすき間から水面に顔を出して夏に咲く。がく、花弁、雄蕊は各4個で子房は半下位。胚珠は2個あるが一方だけが発育し大きな種子となる。胚乳はなく、子葉の一方だけが大きくなってデンプンを蓄積する。果実は横から見ると菱形で両端に2本のとげ(がくに由来)がある。
菱形とはヒシにちなむ名だが、葉によるのか実によるのか両説ありはっきりしない。
秋に熟した果実は水底に沈んで冬を越し、春になると発芽して根をおろし茎が水面に向かって伸びる。茎からは節ごとに水中根を出し(これは葉が変化したものともいわれる)、水面で葉を叢生する。
平地のため池などに多く、水面を埋め尽くす。日本のほか朝鮮半島、中国、台湾などにも分布する。
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◆忍者 - Wikipedia http://urx.nu/8M4D
鎌倉時代から江戸時代の日本で、大名や領主に仕えたり仕えなかったりして諜報活動、破壊活動、浸透戦術、暗殺などを仕事としていたとされる、個人ないし集団の名称。その名は日本国内にとどまらず、世界的にもよく知られている。
領主に仕えずに戦毎に雇われる傭兵のような存在。伊賀衆甲賀衆のような土豪集団もあれば、乱波透破のようなただのごろつき集団もある。戦には足軽として参加し、夜討ち朝駆けといった奇襲撹乱を得意とした。伊賀甲賀においては荘園時代から悪党がはびこり、それが後世忍者と呼ばれる伊賀衆甲賀衆になる。
忍者は上忍、中忍、下忍に身分が分かれているように一部で信じられているが、実際の万川集海の記述は上忍とは「忍びの上手」なる者である。中世にはどの村落も軍事力を備えていたが(江戸時代に武装を必要としない安定を見る(→兵農分離)までは、あらゆる階層が武装していた)、その軍事力は村落の自衛に用いられることもあり、また村落外の勢力に傭兵のように貸す場合もあった。外から連れてきた子供を訓練することもあり、[要出典]伊賀では脱走者(いわゆる抜け忍)は探し出して処罰したと言う。
戦国時代結城氏のように領内で草、夜業の作戦に普段からプロの悪党や忍びが集団で雇われていているところもあれば、合戦前に忍びを募集するところもあった。例えば武蔵松山城主の上田憲定の合戦前の兵募集制札には「夜走、夜盗はいくらでも欲しい」「侠気のある剛健なもの」「前科者、借財ある者みな帳消しにする」とあり、陰徳太平記では「足軽など山賊盗賊でも嫌わず召し集める」とある。[4]後に出世した大名の中で彼らの助力を受けていないものは一人もいないだろう。[5]
『萬川集海』によると「忍芸はほぼ盗賊の術に近し」とあり、忍術には「陰忍」と「陽忍」があるとされる。陰忍とは、姿を隠して敵地に忍び込み内情を探ったり破壊工作をする方法であり、一般的に想像される忍者とはこの時の姿である。対して陽忍とは、姿を公にさらしつつ計略によって目的を遂げる方法である。いわゆる諜報活動や謀略、離間工作などがこれに当たる。近年の研究では、身体能力に優れ、厳しい規律に律された諜報集団という面の他に、優れた動植物の知識や化学の知識を持つ技術者集団としての一面も持つことが判っている。[要出典]
戦前は「忍術使い」といった呼称が一般的だったが、戦後は村山知義、白土三平、司馬遼太郎らの作品を通して、「忍者」「忍びの者」「忍び」という呼称が一般化した。江戸時代までは統一名称は無く地方により呼び方が異なり、「乱破(らっぱ)」「素破(すっぱ、“スッパ抜き”という報道における俗語の語源)」「水破(すっぱ)」「出抜(すっぱ)」)「透破(すっぱ、とっぱ)」「突破(とっぱ)」「伺見(うかがみ)」「奪口(だっこう)」「竊盗(しのび)」「草(くさ)」「軒猿」「郷導(きょうどう)」「郷談(きょうだん)」「物見」「間士(かんし)」「聞者役(ききものやく)」「歩き巫女」「屈(かまり)」「早道の者」などがある。
忍者が用いる武器・道具である。 手裏剣 - 手投げの刃物。形は棒状のものから 十字型、円形のものまである。重くかさ張る為、通常、携帯していた数は1枚から、多くても3~4枚のみだったという。 くない - 両刃の道具。「苦無」ある...
◆『●歩き巫女●くの一●女忍者』 http://urx.nu/8M4N
◆『●はかま』 http://urx.nu/8M4R
・緋袴 - Wikipedia http://p.tl/eXNw
緋袴(ひのはかま/ひばかま)は、紅袴(くれないのはかま)とも呼ばれ、広義では赤系統 の色をした袴のことを指し、狭義では平安時代中期以降に、主に宮廷において女性が下 衣として着用した袴を指す。今日でも巫女装束として用いられている。