増大する質量 それは誤解を招く表現だ。
これはちょうどうまい具合に、力と加速度の関係式になっている。これをニュートンの運動方程式
F=maと比べてみれば、γ³mの部分が質量を表していることになる。つまり運動している物体は、質量が
γ³倍になったかのように振舞うのであって、先ほど考えたような
γ倍ではないのである。 https://eman-physics.net/relativity/increase.html
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というのは、何が誤解なのか?
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まず、相対論的質量という概念自体にあまり意味がない(相対論的質量を参照)。そして、
E₀ = m c ² という式は、静止エネルギーと質量の関係を表している式であるから、相対論的質量という質量とは異なるものを代入して、運動している物体のエネルギーが得られるかどうかは定かではない。 https://ja.wikipedia.org/wiki/静止エネルギー
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と言われているが、
(1) E = mi・w²/√(1-v²/c²) = Mg・c^2 = m₀ c²+c|p| = c|p'|
100gの静止エネルギーに100gの運動エネルギーを加えても200gのエネルギーになるだけですね。
加えたエネルギーが内部エネルギーになるか、運動エネルギーになるかは、ケースバイケースなので
どういう運動vするかは、光速度基準では光の運動量やエネルギーが本質なので、
粒子の運動なんてパラメータに過ぎないのね。
光の運動量の等価原理では、γ = c/w = mi / Mg なので、(1)式は、
(2) E = γ²Mg・w²/√(1-v²/c²) = m₀ c²+c|p|
に変形できるから、これに mr = γm₀、つまり加えたエネルギーがすべて物体の運動エネルギーに変化する
という近似をあてはめると、
(3) E = γ³Mg・w² = γ³m₀c²
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物体が運動している場合、相対論効果によって以下のように質量が増える。
m = m₀/√(1 − β²)
したがって、物体が運動している場合にも
E = m c ²
が成り立つ。
この式は、質量とエネルギーが等価であることを意味する。https://ja.wikipedia.org/wiki/E%3Dmc2
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だから、近似式を誤解という言葉に挿げ替えているだけです。
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