●Mac Fan Portal の連載記事「言葉の処方箋」を読んでいたら、三宅 琢氏が第17話 “老いる”に次のようなことを書いていた。
『かつて高齢者は「町の物知り」であり、知識と経験に基づいた「叡智の人」という頼れる存在でした。しかしいつの頃からか、保護し介護すべき対象としての印象が強くなり、社会の重荷のように取り扱われているように私は感じます』
●待てよ・・・
似たような話を以前に書いた気がする。
そう思ってこのブログの記録を調べてみると、3年前に「高齢者はなぜ、尊敬されなくなったか」で書いていた。
●「言葉の処方箋」には他にも
『“人生100年時代”と言われる現在、長く生きられることと幸せに生きられることは、必ずしも同じではないと言えます』
とも書いている。
●ホントだよなぁ
関節痛に悩まされるのは自分だけで済む。
しかし、痴呆症になったり、体が思うように動かなくなったりすると周囲に迷惑をかける。
その様になるのを防ぐにはどうすれば良いのだろうか?
●K村さんが以前言ったことを思い出した。
「オランダみたいに尊厳死を認めるべきだよ」
●調べてみると、BBCに次のような記事があった。
『オランダでは認知症患者が事前に書面で安楽死に合意していた場合、処置を行った医師は訴追されない』
認知症になる前にそのようなことを勝利に残そうと思う人がそれほど多くいるとは思えないが・・・
●また、「オランダにおける終末期ケアの現状と課題」 廣瀬真理子著には、色々なことが紹介されているが、次のようなことが書いてあった。
『興味深いのは、医療費抑制制作にもとづく医療改革が進められている時期に、緩和ケアには予算を投じて短期間に整備が行われた点である』
お金がないから、もう年寄りの面倒は見られないということか・・・
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