どうでもいいこと書いてます

食べることと、ややマニアックなこと

どうにもならなくて苦しくなる本

2022-06-19 11:18:00 | 
「僕の狂ったフェミ彼女」



読んでてすごく辛くなりました。
あるあるが多すぎて。
彼氏に全く悪気がなく、むしろ「俺って優しくて理解あるでしょ?」という態度に腹が立って腹が立って。
ちーがーうー!
守ってもらいたんじゃない。対等に扱ってほしい。
男性にこそ読んでもらいたいけど、どうしたら読んでもらえるんですかね?

「これからの男の子たちへ」



「男らしさ」の呪縛は何歳から始まる?わが子をセクハラ加害者にしないためには?
ジェンダー平等時代の子育て論。

我が家には女の子しかいないのですが、子どもの性別関係なく勉強になります。
私がもやもやしていたことがビシッと書いてあって、何回もなるほど〜となりました。
「男の子はアホやから」で許されてきたことが、結局誰のためにもならないとか。
夫にも
「みかんは学校でジェンダー平等とかLGBTQとか習ってくるから、親もアップデートしないとお父さんお母さんの考えは古いって言われるよ。一緒に勉強しよ!」
と言っているのですが、めんどくせーって思われてるでしょうねー。

私と姉は、父とはなるべく関わりたくないと思っています。
昔の考えのまま、それを注意されれば開き直って逆ギレするような人なので。
みかんと夫がそんな関係にならないようにという私の優しさなんだけどな。

この本の対談のなかで小島慶子さんが、夫に伝え続けるのはあきらめて、息子たちへの連鎖を断つことに注力してます、と言っていました。
私も夫のことはあきらめた方がいいのかな。
価値観の違いって結構しんどいから、みかんが大人になって家を出た後仲良く暮らせるのかなーと考えたりします。
最近近所の人(60代)が夫を残して家を出たので、余計に色々考えてしまうのでした。
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愚かな薔薇

2022-04-30 14:53:00 | 
久しぶりに恩田陸の本を借りてみました。



思ったより分厚かった!!


 
 ↑
分厚さを表現しようとして失敗した例。

みかん(小6)が漢字の宿題をしていて、
「恩って漢字使った文何かない?」
と聞いてきたので、
「恩を仇で返す」
と答えると、拒否されました。
「恩田陸の本を読む、は?」
と言ってみたけどそれも拒否。
結局「鶴の恩返しを読む」にしたようですが、じゃあ自分で考えなよ!ってちょっとイラッとしました。

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今度は何かひとこと言ってやろう

2022-03-23 18:52:00 | 
図書館に行ってきました。
何から読もうかなー。



図書館の駐輪場を、自転車を押して歩いていると、前からおじさんがこちらに向かって歩いて来ました。
おじさんは、道の真ん中を歩いていたのに、わざわざ私のいるところを通ろうと近づいてきました。
避けようもないのでそのまま進むと、おじさんがギリギリで私を避けて、悪態をついて通り過ぎました。
これでもし私が避けていたら、
「俺が偉いから避けさせてやったわ!」
って気持ちよくなるのかな?
それともそれが当たり前だと思っているのかな?
寺地はるなさんの小説に登場させてもらって、改心してくれ。
こういう人ってよくいるんですが、夫(ガッチリ体型)と一緒にいるときは出会ったことがないのがまた腹立つ!!
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すぐおいしい

2022-03-22 12:20:00 | 
今日のお昼はなんでしょう?



図書館から予約していた本が届いたとメールが来ましたが、雨なのでやめときます。
今借りている本を読んでしまいましょう。



重松清さんの本は、以前父がジュニア向けと知らずに予約した「答えは風の中」がよかったので、その前に書かれたものも読んでみようと思って借りてみました。
これまたよかったです。
みかん(小5)ぐらいの子向けだと思うのですが、私も考えさせられました。
リビングの机に置いておいたら、みかんも読んで学校での出来事を話し始めたので、借りてよかったです。

「カフェかもめ亭」は、みかんが図書館で「かわいい本があるよ!」
と見つけてくれたので、これから読んでみます。
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ドライブ・マイ・カー

2022-02-27 14:49:00 | 
アカデミー賞作品賞ノミネート作品「ドライブ・マイ・カー」の原作を借りてきました。



村上春樹を読むのは久しぶりです。
1Q84以来でしょうか。
図書館ですぐ借りられたのですが、話題になってないのか??

私は短編の方が好きなので、大学生の頃は「カンガルー日和」とか読んでました。
村上春樹といえば「鏡」とか「とんがり焼きの盛衰」とか「あしか祭り」が浮かぶのですが(全部「カンガルー日和」)、姉は「回転木馬のデッド・ヒート」の中の「レーダー・ホーゼン」が一番好きだと言うからびっくりしました。
全然覚えていなかったので(笑)
実家の真っ茶に焼けた本を引っ張り出してきて読み返してみます。
みかんには「ふしぎな図書館」を貸してみようかな。
絵が佐々木マキでかわいいのです。(話は結構怖い)

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読んだ本いろいろ

2022-01-26 13:58:00 | 
みかん(小5)と一緒に図書館に行きました。
みかんはジュニアコーナーの棚で「5分後に意外な結末」シリーズを探していたので、私も近くの棚を見てみました。
好きな作家さんがジュニア向けに書いたりしていて新たな発見でした。
そういえば寺地はるなさんの「水を縫う」も2021年の高校の課題図書だったなあ。
そこで目についたのがこの本。



高校生向けにわかりやすく貧困について書いてありました。
みかんがもうちょっと大きくなったら読んでほしい本です。
昔読んだ「闇の子供たち」を思い出して暗い気持ちになりましたが、やっぱり知っておかないといけない現実があるな、と思いました。

みかんが読んでいた本は、「てのひらに未来」、それと「あした、また学校で」です。



どちらも工藤純子さん。
今の子どもはこんな本を読むのか!とびっくりしました。
特に「あした、また学校で」は、私の世代から上の人にも是非読んでもらいたい。
学校の先生は絶対読むこと、とかにしてほしい。
おすすめです。
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読書記録

2021-12-30 14:45:00 | 
昨日読んだ本です。



予備知識無しで読んだのですが、どちらもおばあさんのお話でした。
「おはようおかえり」は、タイトルだけ見て挨拶が二つ並んでいると思っていたら、「早く帰っておいで」という大阪弁でした。
堺育ちの夫には馴染みの言葉だそうです。
曾祖母の魂が妹に乗り移るという不思議なお話でしたが、えっ!と思わず言ってしまうところや、考えさせられるところもあり、近藤さんだなあという感じ。

「マジカルグランマ」は、魔法使いのおばあさんでも出てくるのかと思いきや、「マジカルニグロ」(白人を助けるため魔法使いみたいになんでもしてくれる黒人キャラクター)や「マジカルゲイ」(女性主人公の恋愛や仕事をひたすら陽気に支える女言葉の男性キャラクター)のおばあちゃんバージョンでした。従順な、都合のいいステレオタイプおばあちゃん。
(「マジカル○○」という表現を始めて知りました)
物語の後半、作者絶対ふざけてる!笑と思いつつ楽しく読みました。
この主人公の歳まであと30年ある!と思うと勇気が湧いてきました。
あと、超懐かしい遊園地の名前が出てきて、思わず声が出ました。


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読書感想文

2021-12-08 10:11:00 | 
みかん(小5)が図書館で借りてきた本です。
最近「5分後に意外な結末シリーズ」にハマってるみたいです。



「5分後に恋の結末 そして、誰かの恋がはじまる。」みかんが薦めるので読んでみました。
正直、少女漫画みたいなお話ばっかりなんでしょ、と侮っていました。
ところがどっこい、全然そんな感じじゃなかったです。

「女子は頭をなでられるのが好き」と思い込んでしょっちゅう頭を触ってくる男の子に、
「たしかに、好きな男子に頭をなでられたら嬉しいって女の子もいるよ。だけどあたしみたいに、それが嫌いな子もいるの。そういうことがわからないのは…思い込みで『好きなはずだから』って押しつけるのは、ダメだと思う」
ってハッキリ言ったり、
「次に付き合うなら、彼女のことを『おまえ』って呼ばない人がいいな」
「わかる!上から目線で『おまえ』なんて呼ばれたら、『は?誰のこと?』ってカチンとくるよね!恋人は所有物じゃないんだからさ」
といった会話に、うんうん、わかるわかる、とめっちゃ共感しました。

これを面白いと言って読んでいるみかん、頼もしいわぁ…。

「てのひらに未来」はみかんが好きで読んでいる「プティパティシエール」シリーズを書いている人の本なので、気になって借りてみたみたいです。
Jアラートとか出てくるみたいなんですが、一体どんな話なんでしょう?
早く読んで、本の感想を言い合うのが楽しみです。
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ねこと王さま

2021-11-23 17:46:00 | 
図書館で借りました。


かわいい。
バタークッキー食べたい。
ねこえらい。

いろんな肌の色の人や車椅子の子どもが、当たり前に描かれています。
補聴器を付けている子も。


バスの運転手は女性で、男性がベビーカーを押す。
日常的によく見かけるようになった風景でも、日本で作られた本の挿絵ではなかなか見ないかな。

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水を縫う

2021-11-05 19:47:00 | 
寺地はるなさんの本。
高校生の夏休み課題図書だった本です。




これを高校生が読むのかー。
これを読んで高校生が何を思ったか感想文が読みたいです。
私の感想はすごくよかった、です。

主人公の姉が、小学生の頃痴漢に遭うのですが、私も小学生の頃痴漢に遭ったことが何度かあります。
母に相談して、
「あんたはムチムチして色っぽいからね〜」
と言われたこと、結構傷として残っています。
私がムチムチして色っぽいから痴漢に遭うの?
私が悪いの?
ってモヤモヤしました。
主人公の祖母みたいな大人が、私の身近にもいてくれたらなあ…。

自分が遭ってきた酷いことを、娘には味わせたくないと思うあまり、空回りして夫を引かせることもあるけど、
「だってあんた男やん!」
と思ってしまいます。
夫には、自分の経験談を交えて話したり、一緒にクローズアップ現代(子どもの性犯罪被害)を見たりして、ひとごとではないと分かってもらえるように努力中です。

この小説の主人公は、「男なのに」裁縫が好きな高校生。
クラスメイトにからかわれても、母親に「普通」でいることを求められても、好きなことをやめない。
こんな子が増えてほしいな、と思います。
以前私の父が、ハンドメイドにいそしむみかん(小5)に、
「さすが女の子、手作りが好きなんやな」
と声をかけ、みかんは
「別に女の子だからじゃないよ。私が好きだからやってるだけ」
と答えていて、そんなに心配することもないのかな、とも思いました。
今は学校でもそういう教育を受けているんですね。
父も、みかんの言うことは素直に聞くので、
「あ、今はこんな言い方したらあかんのか」
ということも増えました。
希望を持って生きたいと思える本でした。
あと刺繍がしたくなりました。
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