昨日借りてきた本。
「わたし、定時で帰ります。」の朱野帰子さん。
昨日上の2冊を読みましたが、ブラック企業とかエセ科学(マイナスイオン)とか年金破綻とか、結構重くてしんどい。
けど面白くて一気に読んでしまいました。
世の中のいろんな仕組みを知るにつれ、無知というのはとても恐ろしいことだと思うようになったのですが、それを変えたいけどどうしていいかわからず、身近な夫や父母に話して
「面倒くさいな」
と思われることが増えた気がします。
モヤモヤするー。
寺地はるなさんは最近お気に入りの作家さんです。
生きにくい感じが、わかるというか刺さるというか。
「やわらかい砂のうえ」を先に読んだのですが、後味爽やかでよかったです。
「わたし、なにかが正しいとか、自分はこうするとかっていう方針は絶対持っておかないといけないものだと思ってた。今も思ってる」
「でも、それはただ自分が歩くための靴なんだよね。他人を殴るために使っちゃいけないんだって、(略)」
っていう主人公のセリフに撃ち抜かれました。
あー、めっちゃ他人を殴ってる気がする。
気をつけよう、と思いました…。
少し前にNHKで「
RBG 最強の85歳」という番組があって、ものすごく感銘を受けた話を友だちにしたら、その友だちが上の写真の絵本「大統領を動かした女性 ルース・ギンズバーグ」を教えてくれました。
ルース・ギンズバーグさんは、アメリカ合衆国の最高裁判事になった人です。
友だちはこの絵本を、図書館の男女共同参画の企画で借りたそうです。
私の市の図書館でも同じ企画をやっていましたが、この本は児童書の伝記のコーナーにひっそりとありました。
もったいない。