毎月6〜7冊ぐらい図書館で本を借りて読むのですが、最近はこんな本を読みました。
みかん(中2)が小学生の頃よく読んでいた「5分後シリーズ」。
なんと私が高校生のときの国語の教科書に載っていた「夏の葬列」が入っていました。
いまだに忘れられない強烈なインパクトがあった話なので、みかんにも読んでもらいました。
ただ、子どもが読みやすいようにか、方言ぽい言い方を標準語に変えてあったのが残念でした。
あれがよかったのに!
続きまして、柚木麻子さんの「マリはすてきじゃない魔女」。
ふたりの魔女ママとくらす11歳の魔女マリは、食いしんぼうで、おしゃれが大好きな女の子。「魔法は自分のために使ってはいけない」きまりを今日も忘れ、ジャムドーナツを「倍数の魔法」で巨大化させたから学校じゅうが大パニック! 親友ふたり、算数が得意なスジと魔女に憧れるレイのおかげで無事だったのに、ママからはお説教。大人たちは、みんなと生きるためには、人の役に立つ「すてきな魔女」になりなさいっていうんだけど、それってなんかヘンじゃない……?(エトセトラブックスより)
アニメや映画の魔法使いの女の子に課せられたものが厳しすぎるんじゃないかな?自分のために魔法を使ってもいいんじゃないかな?
と思って書かれたそうです。
みんなに素敵と思われるように振る舞いなさいって、現実の女の子にも当てはまるなあと思いながら読みました。
大人も子どもも読んでほしい本です。
そして「パンとスープとネコ日和」。
だいぶ昔に1巻(?)を読んで、映画も見たのですが、これはもう5巻です。
こんなに続いていたとは知りませんでした。
映画を見たときに、原作と違っていてがっかりして、そのまま続編も読んでいませんでした。
もったいなかったです。
群ようこさんの本は、気が合わない人もいるよね、無理に合わせることもないよね、というところがいいのに、映画ではみんな仲良しよかったね!みたいな終わりですごく嫌だったのを覚えています。ちょっともう詳しくは忘れてしまいましたが。
今は群ようこさんの「れんげ荘物語」の最新刊と寺地はるなさんの「こまどりたちが歌うなら」が回ってくるのを待っているところです。
まだかなー。