花となって散った人々－平和な世を求めて

皆様お元気でしょうか。

これから桜の満開を迎え、春本番を楽しみにしている人が多い中、暗い話題で申し訳ありません。

 

谷公園（福岡市中央区谷）の一本の桜の花びらが散っているのに気がつきました。

 

 

軍歌「同期の桜」の一節を思い出しました。

 

♪貴様と俺とは同期の桜

同じ兵学校の庭に咲く

咲いた花なら　散るのは覚悟

みごと散りましょ　国のため♪

 

戦時中は、国を守るために、風に舞う桜の花のように潔く自分の命を捧げていたのです。今、これらの人々の犠牲の上に平和な日本があることを有難く思わずにはおれません。今のウクライナの人々の状況を知るたびにそう思います。

 

谷公園の説明です。☟

 

 

日清戦争から大東亜戦争までに戦没した戦士の方々の慰霊塔が建っています。☟

 

 

 

 

今は「谷公園」という表示しかされていませんが、昔は、「陸軍墓地」と呼んでいました。ここから北へ５百メートルの所にある案内表示にその名前が残っています。☟

 

 

8月15日の終戦記念日の戦没者追悼式がここで行われていたこともあるようです。以前は戦没者の遺族の方々も維持管理をしてありました。遺族の方々も高齢になられ、お亡くなりになる方もあるようです。世代を超えてこれからも維持管理していかなければなりません。若い世代の人たちにも訪れていただければと思います。