皆さま、お元気でしょうか。私は、7月に地区の公民館で行われた「男の料理教室」に参加しました。参加者は60代、70代の人がほとんどでした。奥さんや人任せではなく、自分でも料理を作れるようになりたい、と思ってあるのかもしれないですね、料理ができるということは安心ですし、自信にもなります。この教室は2か月に1回行われます。ヘルスメイトさん(市の食生活改善指導員)4人が親切に調理方法を教えてくださいました。毎回調理法を書いた紙をもらえますので、家でも作れそうです。
今回作った料理です。☟
D C
A B
A 大豆入り麦ごはん
B たっぷりゴーヤのかんたん豚肉巻き
C れんこんとカレーチーズピカタ
Ⅾ 夏野菜の香味たれ
ところで、表題に「一汁一菜」と書きました。今回の料理もご馳走でした。でも実際は簡単な料理で良いそうです。文藝春秋2023.4月号 日本の食が危ない! の中で料理研究家 土井善晴氏は次のように書いています。
『 一汁一菜というスタイルを基本にして考え、日々の暮らしの中で変化させていけばいいのです。
一汁一菜というのは汁飯香です。味噌汁とご飯と漬物という、日本人にとって大切な三つの食べ物です。一汁一菜が毎日食べても飽きないのは、そのおいしさは人間が作った物じゃなくて、自然(微生物)が作ったものだからです。人間が味付けしたものではありません。漬物を自家製にするのは難しいですから、汁を具沢山にすれば、味噌汁がおかずの一品を兼ねるので、ご飯と味噌汁だけで一汁一菜の完成です。これならだれにでも作れるのです。』(『和食文化を救う一汁一菜』より)
私は60代になったせいか、味噌汁とご飯と漬物だけで良いと思うようになりました。ご飯も玄米ご飯を頂いています。先日ラジオを聴いていると、「夏バテ防止には鰻か、ぬか漬けを食べると良い」と言っていました。これらの物にはビタミンBが含まれ疲労回復に効果があるそうです。玄米にもビタミンBが含まれているので、これだけでいいのだと思っています。
食糧危機も一汁一菜を心掛ける人が増えれば乗り切れるのではないかと思っています。