人生一度きり!

これからの生き方について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

日本の食が危ない!2/2 一汁一菜

2023-07-31 19:13:25 | 日記

皆さま、お元気でしょうか。私は、7月に地区の公民館で行われた「男の料理教室」に参加しました。参加者は60代、70代の人がほとんどでした。奥さんや人任せではなく、自分でも料理を作れるようになりたい、と思ってあるのかもしれないですね、料理ができるということは安心ですし、自信にもなります。この教室は2か月に1回行われます。ヘルスメイトさん(市の食生活改善指導員)4人が親切に調理方法を教えてくださいました。毎回調理法を書いた紙をもらえますので、家でも作れそうです。

 

今回作った料理です。☟

 

 

                                   D  C

                A   B

 

            A  大豆入り麦ごはん

           B  たっぷりゴーヤのかんたん豚肉巻き

           C  れんこんとカレーチーズピカタ

            Ⅾ  夏野菜の香味たれ

 

ところで、表題に「一汁一菜」と書きました。今回の料理もご馳走でした。でも実際は簡単な料理で良いそうです。文藝春秋2023.4月号 日本の食が危ない! の中で料理研究家 土井善晴氏は次のように書いています。

 

『 一汁一菜というスタイルを基本にして考え、日々の暮らしの中で変化させていけばいいのです。

一汁一菜というのは汁飯香です。味噌汁とご飯と漬物という、日本人にとって大切な三つの食べ物です。一汁一菜が毎日食べても飽きないのは、そのおいしさは人間が作った物じゃなくて、自然(微生物)が作ったものだからです。人間が味付けしたものではありません。漬物を自家製にするのは難しいですから、汁を具沢山にすれば、味噌汁がおかずの一品を兼ねるので、ご飯と味噌汁だけで一汁一菜の完成です。これならだれにでも作れるのです。』(『和食文化を救う一汁一菜』より)

 

私は60代になったせいか、味噌汁とご飯と漬物だけで良いと思うようになりました。ご飯も玄米ご飯を頂いています。先日ラジオを聴いていると、「夏バテ防止には鰻か、ぬか漬けを食べると良い」と言っていました。これらの物にはビタミンBが含まれ疲労回復に効果があるそうです。玄米にもビタミンBが含まれているので、これだけでいいのだと思っています。

 

食糧危機も一汁一菜を心掛ける人が増えれば乗り切れるのではないかと思っています。

 

 


日本の食が危ない!1/2

2023-07-30 14:06:30 | 日記

皆様、お元気でしょうか。九州北部では毎日暑い日々が続いています。県内には7月上旬に豪雨災害に見舞われた地区もあります。暑い中の復旧作業は困難を極めているようです。

 

文藝春秋 2023年4月号に「日本の食が危ない!」という特集が組まれていましたのでご紹介します。

 

 

私は専門家ではないので詳しいことは分かりませんが、メディアが報道する円安、ウクライナ情勢や北朝鮮のミサイルのことと同じように日本人が今考えなければならない問題であることは確かです。

日本の食料自給率は戦後一貫して低下し、カロリーベースで38%しかないそうです。

世界の食料における四つの危機を挙げてありました。

 

  • コロナ禍による物流の停滞
  • 中国による食料の「爆買い」
  • 異常気象による世界的な不作
  • ウクライナ戦争の勃発      

 

ここに記事の項目だけを挙げていきます。

 

  • 有事の際は餓死者も!食料自給率は実質10%

種子や肥料を大量に輸入に頼っている事実を考慮するとこのように推計される。

 

  • 国内農家に「コメ作るな、牛殺せ」は亡国への道

 

  • 米国が押しつける遺伝子組み換え作物、ホルモン牛肉

EUもアジア諸国も「ノ-!」なのに日本は農薬天国

 

4.家庭菜園、学校給食...消費者と生産者の垣根をなくそう

持続可能な農業にこそ活路がある!

 

ところで、日本でコメを作る人がだんだん減っているそうです。コメ農家の方々は、担い手不足、高齢化で苦労されているようです。日本の耕作放棄地も増えています。食料の自給無くして国の繫栄はありません。特にコメは日本人の健康に適した作物です。毎日感謝して頂きたいと思います。