参議院選挙が7月10日に行われます。国民の政治離れがささやかれる今日、勢いを増している政党があります。参政党です。反ワクチンを標榜し、全国の各地方区でも候補者を立てる予定だそうです。
評論家のリチャード・コシミズ氏は、アメーバブログの記事の中で、参政党幹部の中には安倍晋三元首相、統一教会、日本会議に近い人もおり、憲法改正のために護憲政党である立憲民主党の支持者の取り崩しを狙って作られたのではないか、と分析しています。参政党支持者の中には核武装容認派も混じっているようです。護憲の政党とは言えないようです。
憲法改正には特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において国民の過半数の承認を得なければなりません。リチャード・コシミズ氏が立憲民主党に投票しなければ大変なことになると言っているのは、投票率が下がり、例えば、40%になったとして改憲派が過半数の20%以上議席を取った場合、改憲が行われてしまうからです。わずか国民の5分の1強の支持で改憲することができてしまうのです。
氏が危惧するのは改憲に伴う緊急事態条項です。議会が停止され、内閣の指示で国民を統治することができるようになります。中国や欧州におけるロックダウンが日本でも現実のものとなる恐れがあります。人権が踏みにじまれてしまうことになるのです。こういった事態を避けるためにも改憲を阻止しなければなりません。そのために今は立憲民主党に投票しよう、というのが氏の主張です。同感です。私も全国区地方区とも立憲民主党に投票しようと思います。
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